買い物中に立ちくらみ。
歩いていて、急にふらふらして目まい、朝起きて頭痛が・・・
妊娠してからこんな風に急な立ちくらみや目まいに襲われる方が多くいます。
立ちくらみ=貧血?
妊娠中の立ちくらみや目まいの原因を探ってみました。
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妊娠中に立ちくらみが増える3つ原因
妊娠中に立ちくらみや目まい、頭痛など「くらくら~」、とそのまま倒れてしまうのではないか!?
そんな不安を感じたことある人はいませんか?
これには3つの原因が考えられます。
その原因をまとめてみました。
原因①鉄欠乏性貧血
妊娠をするとママのたくさんの血液が赤ちゃんへ送られますよね。しかし血液量は増えても、血液内の増えやすい成分と増えにくい成分があります。
とくに「赤血球」は増えずに血液内の鉄分が不足し鉄欠乏性貧血を起こします。
これが疲れやすかったり、頭痛や朝起きられない状態が起こります。
検診での血液検査で確認できるので必ず受けるようにしましょう!
さらに妊娠中はB12も不足し”悪性貧血”を起こしやすいので注意が必要です。
妊娠中の良質な血液を作るために葉酸は是非とも摂っておきたい栄養素。
ママにも赤ちゃんにも要必須です!
原因②低血圧症状
妊娠中には妊娠を維持させるためのホルモンが分泌されます。しかしこのホルモンが血圧の調整を鈍くさせてしまいます。
急に立ち上がったりして立ちくらみの原因に!また頭の周辺のみ暖かい状況であったり厚着をしているとこの症状が出やすいです。
例えば、暖かい空調の効いた個室や冬の電車の中など頭に血液が行き届かなくなりやすく、立ちくらみや目まいを起こしやすくなります。
管理人も職場の空調に目まいを感じることがたびたびありました。外気との気温差もあって、立ってられなくなるんですよね。
原因③自律神経の乱れ
同じく妊娠中のホルモンが自律神経を乱してしまいます。
これも立ちくらみ、目まいの症状を引き起こす原因になるのです。
また自律神経が三半規管に異常を引き起こすことがあります。手足のしびれや動悸、目まいなどの症状が起こります。
では、どのような対処法があるのか詳しくご紹介しますね。
とくにぐるぐると回転するめまい
この回転性めまいについて
詳しい記事はこちらから
目まい・立ちくらみの対処法
立ちくらみが起こらないようにするため
「急に立ち上がらない」
頭への血流不足で立ちくらみが起こります。
ゆっくりと頭のブレをなくすように起き上がることを意識しましょう。
「朝、起きる際に立ちくらみがひどい」
という方は、起きる前に横向きになります。
その後でゆっくり起き上がりましょう!
たったこれだけでも改善されやすいです。
もし立ちくらみが起こったら
・何かに掴まる
・ゆっくりしゃがむか座る
まず転倒しないようにすることを第一にしてください。
横になれる状況であれば1番良いのですが、外出先など座る場所も見当たらない
そんな時もありますよね。
そのときは、
ゆっくり呼吸を整え、しゃがみます。
頭を垂れて血流不足を解消するように意識すると回復が早いです。
あとは貧血かどうか血液検査で診断しましょう。
鉄欠乏性貧血の場合
血液検査で鉄分が足りないと診断されたら、普段の食生活の改善を試みましょう。
血液中の鉄分不足が招いて起こす症状なので食事の改善により症状も改善しやすいです。
食事に鉄分豊富で吸収のよい赤身の肉・マグロ・あさり・牡蠣を加えると良いでしょう。
おやつに貧血予防になるものを選ぶのも良いですね。
レバーは鉄分が多いですがコレステロールが上がりやすいので注意が必要です。
主治医に相談すれば妊娠中に摂れる鉄分錠剤を処方してくれます。効率よくするなら葉酸と鉄分が一緒のサプリが便利です♪
貧血でない場合”耳鼻科”にかかることを薦められる場合があります。三半規管の調整剤を処方してくれるようです。
また妊婦さんも受け入れる鍼灸師でも、自律神経の調整をしてくれることも出来るところもあります。1度相談してみるといいですよ。
自律神経は不眠や頭痛の種にもなります、原因や改善法はこちら。
→これってつわり?妊娠初期のひどい頭痛はいつ終わる?原因と改善法
→【不眠解消】妊娠後期、眠れない妊婦さんの原因と5つの解消法
まとめ
妊娠中に起こしやすい「立ちくらみ」
原因は
- 鉄欠乏性貧血
- 低血圧症状
- 自律神経の乱れ
が主な原因となることが多いです。
急に立ち上がる動作をすると、立ちくらみが起きやすいので止めましょう。また鉄分不足は貧血を起こし立ちくらみよりも危険な状況を起こしやすいです。
しっかり食事から鉄分を摂るか、サプリメントで補うようにしましょう。
立ちくらみを感じたら何か掴まるか、しゃがむ、座るなどして転倒しないように気をつけてくださいね!
妊娠線の予防はしっかり対策を取っていますか?出来てしまってからでは後悔しかありませんよ!