『葉酸』
みなさん1度は聞いたことありますか?
厚生労働省でも
妊娠の計画をしている女性、
また妊娠の可能性のある女性に
摂取の推奨をしています。
国からも推奨するには
理由があるんです!
ぜひ自分のためにも
お腹の赤ちゃんのためにも
葉酸を摂りましょう!!
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なぜ妊婦が葉酸を必要とするのか6つの理由
葉酸は
名前の通り
- 葉物の野菜
- 緑黄色野菜
- 大豆製品
- 果物
などに含まれるビタミンの1種。
しかし今現在、
成人女性の1日の葉酸推奨摂取量が
200μg(マイクログラム)ですが
妊婦さんの1日の推奨摂取量は
400μg必要なのです。
しかも葉酸は水溶性ビタミンなので
体外に尿と一緒に排出されます。
毎日の摂取が必要とされる栄養素です。
食品から摂取することも大事ですが
妊娠中に必要摂取量を毎日摂るには
安全で高品質な葉酸サプリがおススメです。
なぜとくに
妊娠時に『葉酸』を摂取した方がいいのか?
6つの理由を伝えたいと思います。
1・先天性異常を予防
葉酸は妊娠初期の胎児の臓器の
正常な形成に非常に大きな役割を
もっています。
葉酸はDNAが作られるときに
働きますが、葉酸不足での細胞分裂は
DNAのミスコピーを発生させてしまいます。
それが「神経管閉鎖障害」なのです。
神経管閉鎖障害とは
赤ちゃんの脳や脊髄を正常に
形成されないことでおこる
先天性異常のひとつです。
葉酸には
先天性異常である
・二分脊椎
・無脳症のリスク
を軽減する働きがあります。
詳しい記事はこちらに
⇒葉酸で染色体異常率が低くなる!流産、ダウン症のリスクを軽減?
2・妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の予防
妊娠中のトラブルで怖いものが
「妊娠高血圧症候群」
・高血圧
・たんぱく尿
・むくみ
が症状としてあげられます。
妊娠高血圧症候群は
重症になると母子ともに危険な状況
になることがあります。
しかし葉酸には
妊娠高血圧症候群に対する効果が研究されています。
高齢出産では、妊娠高血圧症候群に
なりやすいと言われています。
3・悪性貧血の改善
「悪性貧血」というのは貧血の一種です。
でも鉄分不足によるものではなく
赤血球が不足しておこる病気です。
この赤血球を作るのに必要なのが
葉酸とビタミンB12
です。
悪性貧血になると
母体の健康状態にも問題ですが
胎児の栄養源となる
「母体から運ばれる血液=赤血球」
にも影響を与えます。
葉酸を摂取することで良質な血液になり悪性貧血を予防します。
4・母乳を良質にし発達障害のリスクを軽減
上記での説明の通り
葉酸は良質の血液を作るための材料です。
母乳は血液から作られているので
赤ちゃんに良質な母乳を
飲んでもらうことが出来ます。
良質な母乳を摂取することで
赤ちゃんの発達障害のリスクも軽減
出来るのですよ。
5・産後の子宮の回復
葉酸は細胞分裂に必要な栄養素。
出産で大きくダメージを受けた
子宮の回復にも効果があります。
出産も大変ですがそれよりも
その後の”育児”はもっと大変です!
自分の体も労わってあげましょう。
6・マタニティブルー・産後うつの抑制
「セロトニン」
聞いたことありませんか?
このセロトニンは
幸せな気分にしてくれる脳内物質です。
マタニティブルーや産後うつ
といった「うつ」症状を抑えてくれる
のがセロトニンなのです。
セロトニンを合成するのにも
葉酸が欠かせません!
葉酸を摂取することで
薬に頼らずブルーな気分を回復してくれます。
まとめ
葉酸という栄養素には、
さまざまな体にいい効果があります。
妊娠前から継続して摂ることが望まれます。
それは自分自身の体にもですが
赤ちゃんへも大きく影響されるからです。
しかしなかなか摂取しにくい栄養素です。
信頼できるサプリメント
と併用して毎日摂取したいものです。
葉酸は「水溶性のビタミン」なので
通常の食生活で過剰摂取するほど
摂取することは考えにくいのです。
しかし
あまりにも過剰な摂取をされると
悪影響を及ぼす可能性もあります。
何事もバランスよくが1番です☆