妊娠中のカンジダ膣炎感染率は
とても高いものです。
でもカンジダ膣炎って
デリケートな部分だけに
人になかなか相談しにくいですよね。
検診中に診断されるプレママも多いです。
さらに何度も再発しやすい感染症なので
悩んでいる女性は多くいます。
それは実はカンジダ菌を増やす食品があるから!
どんな食べ物がカンジダ菌を増殖させるのか?
またカンジダ菌に効果のあるものもあります。
それが「乳酸菌」
菌には菌で対抗!
今回は、
カンジダ膣炎はなぜ妊娠中になりやすいのか?
カンジダ菌が好む食品、
乳酸菌がカンジダになぜ効くのか?
をご紹介します。
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なぜ妊娠中はカンジダになりやすい?
妊婦さんの3人に1人はカンジダ膣炎に
感染したことがあるというほど
妊娠中はカンジダ膣炎になりやすいです。
でもなぜ妊娠中に多いのでしょう?
妊娠することで起こる体の変化が
カンジダ菌に増える原因を作ってしまうからです。
まず第1に
「ホルモンの分泌変化」
妊娠し、ホルモンの分泌バランスが崩れ
膣内が酸性からアルカリ性に変わります。
膣内の環境が崩れ、カンジダ菌も
増殖しやすい環境になります。
そして
「体温が高くなり汗をかきやすい」
「つわり・風邪等で体力が落ちてしまう」
「妊娠中はおりものが増加」
といった妊娠中の体の変化が
カンジダ菌を膣内で増殖させやすい
環境にさせてしまっているのです。
決して不潔にしていたからカンジダ菌が
増殖したわけではありませんよ。
カンジダ膣炎の症状
カンジダ膣炎に感染すると
- おりものの過剰分泌
- 白いヨーグルト状やポロポロしたおりもの
- 外陰部にかゆみを感じる
- 外陰部が腫れる
というような症状があります。
早期のカンジダ膣炎は、
かゆみや腫れといった外部症状が少なく
おりものの微妙な変化から始まります。
発見しにくいのですが、
症状が悪化するとひどい陰部のかゆみも出てきて
下着が擦れるだけでもストレス!
デリケート部分なだけに悩みが増します。
とはいえ妊娠中、適応する体の変化を
止めるわけにはいかないですし
症状に気付いたら、ひどくなる前に
早めに産婦人科にて診断してもらう事がベストです。
カンジダ膣炎は再発しやすい!
カンジダ膣炎を治療するには
膣錠を入れ、カンジダ菌の増殖を抑え
軟膏でかゆみや腫れを良くし、
また膣内の洗浄もする。
と1週間~数週間におよぶ治療です。
管理人も1度カンジダ膣炎になっていますが
治療は簡単なものの、なかなかめんどい。
仕事や育児で忙しかったり
少し症状が良くなると
治療を止めてしまう人も多いのですが
カンジダ菌はおとなしく姿を潜めているだけです。
やっと治った~♪
と思っても風邪を引いた、
ストレスがかさんだ、
というきっかけで簡単に再発します!
かゆみの症状が出なくても
おりものの状態で、またカンジダ?!
ということがありました。
もちろん治療によって
しっかり治すことも大切ですが、
実は日頃の生活によって
カンジダ菌の増殖をコントロールすることも
大切なんです!
さらにカンジダ菌が増殖しやすい
「食べ物」もあるんですよ!
カンジダ菌に良くない食べ物
カンジダ菌は膣以外の場所でも増え
またカンジダ菌が好んでエサとなる食べ物もあります。
とくに
「甘いもの」
「炭水化物」
「イーストを使っているもの」
「グルテン」
というものは、カンジダ菌が大好きなエサ!
カンジダ症感染の原因の根本は
「体力や免疫力の低下」
なんですが、そこへエサが投入されれば
一気にカンジダ菌は増殖してしまいます。
甘いものや炭水化物など
カンジダ菌が好むものを食べるのを止め
よく寝て、清潔に保ち、ストレスフリーの
規則正しい生活をすれば、
カンジダ膣炎を予防できますよ!
なんて言っても無理ですよね↑コレ^^;
妊娠中は不眠で悩む妊婦さんも多いです。
なかなか規則正しくも出来なかったり
ストレスも多いでしょう。
カンジダ菌が好む食べ物があるのなら
カンジダ菌に効果のある食べ物もあるのでは?
と考えたあなた!
するどい♪
それが「乳酸菌」です☆
カンジダ菌を乳酸菌で抑える
健康な人の膣には”デーデルライン桿菌(かんきん)”
という善玉菌が存在します。
膣内を酸性に保ち細菌感染を予防して
膣や子宮を守る働きがあります。
これを膣の自浄作用というのですが
妊娠中はホルモン分泌のバランスが崩れ、
抵抗力も弱くなりデーデルライン桿菌の
働きが弱くなり、自浄作用が上手く機能せず
カンジダ菌のような悪玉菌が侵入し
膣炎を起こします。
ではデーデルライン桿菌をどうやって増やすか?
それは「乳酸菌を摂取!」なんです。
デーデルライン桿菌は乳酸菌の一種。
乳酸菌を摂取することで善玉菌を増やし
膣内のデーデルライン桿菌も増やすことができます!
乳酸菌といえばヨーグルトですよね。
でも食品からの乳酸菌は胃酸に弱く
腸にたどり着くまでに死んでしまいます。
また仮に乳酸菌が腸にまで届くヨーグルトでも
デーデルライン桿菌を増やすために食べる量は
カロリーもお金もかかり過ぎてしまいます。
妊娠中に余計なカロリーは困りますよね。
コスパや継続性を考えると
サプリメントでの乳酸菌摂取がおススメですよ!
まとめ
妊娠中はホルモンバランスの変化で
カンジダ膣炎に感染しやすいです。
感染すると
- おりものの量が増える
- おりものが白い、カッテージチーズのよう
- 外陰部が腫れる、かゆい
といった症状があらわれます。
ひどくなると我慢できないかゆみに襲われることも
あるので、早期に治療したほうが良いですよ。
また妊娠中は抵抗力も低く
カンジダ膣炎の再発もしやすいです。
カンジダ菌は
- 甘いもの
- 炭水化物
- イースト食品
- グルテン
といったものが好物で増殖の原因です。
なるべく控えた食事内容にしましょう。
膣の自浄作用を正常に保つためにも
乳酸菌を摂りましょう!
膣内の善玉菌であるデーデルライン桿菌は
乳酸菌の一種です。
腸にまで届く乳酸菌を摂取して
デーデルライン桿菌を増やし、
カンジダ菌をやっつけましょう!
妊娠中に摂取したい栄養素といえば
「葉酸」
胎児の先天性異常の低下から
母乳の質の向上まで
妊娠中から産後まで必要な栄養素です!