授乳

頻回授乳がつらい!夜間授乳で眠れないときの乗り越え方

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出産直後のママの体内ではアドレナリンがたくさん出ているので、入院中には夜間授乳をなんとも思っていなかったママも少なくないと思います。

しかし、そんなママも時間が経つにつれて「なんだか疲れてきたな…」「母乳育児はしたいけれど、夜は休みたいな…」と思うようになるのではないでしょうか?

 

今回は、そんな悩めるママのために、夜間授乳の必要性とその対策をまとめてみました。

なぜ夜中の授乳は必要なの?

赤ちゃんとの生活がスタートすると、昼夜問わずに赤ちゃんのお世話に追われますよね。

特に新生児の母乳育児の場合は「赤ちゃんが欲しがるときに好きなだけあげましょう」と昼も夜も授乳に頑張っていませんか?でもそもそもなぜ夜中に授乳をするのでしょうか?

赤ちゃんの生活リズムが整っていないから

まず、生まれたばかりの赤ちゃんには、昼夜の感覚がありません。

おなかが空いたらおっぱいを飲みたいし、眠くなったら寝る!というように、生活のリズムができていないのです。

 

そのため、ママの体内時計が『夜だから寝る時間だよ~』といっても、赤ちゃんの知ったことではないのです。

夜中は母乳がよく出る

これは、産後の入院中に看護師さんから聞いたのですが、夜中は昼間に比べると母乳の量が倍くらいに増えるのです!

と、いうのも母乳を出すホルモン「プロラクチン」は、夜中から明け方にかけて昼間の1.5倍になるため母乳が溜まりやすいのですね。

 

「母乳がたくさん出ている夜中に、赤ちゃんが起きることは自然のことだよね!そう思うと、夜間の授乳も受け入れやすいでしょ?」と言われたときには、「なるほど~」と納得しました。

夜中の授乳で母乳の詰まりを回避!

もしも夜中に授乳をしないと、

  • 古い母乳が溜まって、味が落ちる
  • おっぱいが張って痛みを感じる
  • 乳腺炎になる可能性も…(涙)

とさまざまなトラブルの原因なんです!

夜間の授乳は、赤ちゃんのためだけでなく、実はママの体にとっても必要なことなのですね。

 

授乳中のトラブルで多いのが「乳首が切れてしまうこと」

しっかりケアしておかないと大変です!

>>>授乳で乳首が切れて痛い!切れた時のケアの仕方と傷を付けない4つの改善方法

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夜中の授乳で眠れないときの対策法

夜中の授乳が必要なのは分かったけれど、夜に眠れないのは体力的にも精神的にもやっぱり辛いですよね!

ママも人間なので、割り切ったところで眠いものは眠いです!

そこで、そんなママに試してほしい対策法を紹介します♪

昼間の授乳回数や1回の授乳時間を増やす

これは、物理的に授乳の量を増やすことで、赤ちゃんが夜中に少しでも長く寝られるようにすることが目的です!

 

例えば、現在3時間おきに授乳をしている場合は2時間おきにする、1回当たり15分程授乳している場合は20分にしてみるということです。

とはいえ、無理やり飲ませるというのはよくないので、赤ちゃんの様子と要相談ですよ!

添い乳してみる

『添い乳』とは、ママが横になりながらおっぱいをあげられる授乳方法のことです!

授乳のために起き上がる必要がないので、夜中の授乳がだいぶラクになりますよ♪

 

方法としては、寝ている状態で赤ちゃんと横向きに対面し、体を密着させます。

そして、赤ちゃんがおっぱいを咥えやすいように、ママが体を傾ける具合を調整したり、腕枕や折畳んだタオル等で赤ちゃんの頭の高さを調節してあげます。

また、ママが横になった時に上側にある方の手で赤ちゃんの首を支えてあげると、より安定して授乳をすることができますよ!

 

注意点として、添い乳では、どうしてもママが赤ちゃんに覆いかぶさる形になってしまうため、赤ちゃんの鼻までおっぱいで塞いでしまうと窒息してしまう危険があります。

そのため、授乳中は絶対に起きていましょう!

 

また、添い乳後に赤ちゃんがそのまま寝てしまう場合は吐き戻しに注意しましょう!

この場合は、ゲップをさせてから寝かせてあげるのが一番良いのですが、難しい場合は横向きに寝かせると良いですよ!

万が一吐き戻してしまっても、喉に詰まることを回避することができます!

 

赤ちゃんに歯が生え始めたら授乳中に注意が必要です。

>>>【母乳育児】授乳中に歯で噛まれたり当たって痛い!そんなときの対策方法

赤ちゃんの睡眠の質をあげる

これは、赤ちゃんの眠りを深くすることで、夜中に起きる回数を減らすことが目的です。

例えば、

  • 部屋を真っ暗にする
  • 周りを静かにする

この2点に注意するだけでも、睡眠の質は向上しますよ♪

昼間に赤ちゃんと一緒にお昼寝する

睡眠不足が辛いママは、このお昼寝が一番の解決方法といっても過言ではありません!

たしかに、赤ちゃんがお昼寝している間に、お掃除にお洗濯、お料理とお家のことを済ませてしまいたいという気持ちもわかります!

しかし、育児と家事を100%完璧に出来るママなんていません!

 

少しくらいお部屋が散らかっていようが、お料理が手抜きになろうが、何の問題もありません!!

寝られるときに寝る!

これに限ります!

 

「昨夜はほとんど眠れなかったな…」

なんて日には、赤ちゃんのお昼寝のタイミングに合わせて少しの仮眠を取るだけでも、だいぶリフレッシュできますよ!

 

授乳後にこんな悩みはありませんか?

>>>授乳後にチクチク・ズキズキする原因は?乳房や乳首の痛みへの対策法

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まとめ

頻回授乳で夜間にも起きて授乳をするのは、本当につらいです。

でも夜間授乳も頑張って乗り切れれば、母乳育児への軌道にも乗りやすいのですよ。

 

赤ちゃんとの生活は予定通りにいかないことの連続です。でも赤ちゃんも少しずつ成長し、母乳を飲む量も増えてきます。

そうすれば、授乳回数も減り授乳時間の間隔も空いてくるため、この頻回授乳のつらさも報われますよね。

 

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→後悔しないために!妊娠中の葉酸の役割と葉酸サプリの選び方

 

 
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