妊娠発覚後、
朝目覚めると「ムカムカ」「吐き気」
1日の始まりですが朝のつわりがツライ
という妊婦さんが多いです。
仕事に行くにも憂鬱な気分になってしまいますよね。
つわりの治療薬はありませんが
朝のつわりを軽減してくれる方法が
あるのなら知っておきたいですよね。
今回は朝のつわりの吐き気や胃痛への
対策方法をご紹介します。
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朝のつわりの原因は?ひどくなるのはなぜ?
妊娠で多くの妊婦さんを悩ませるのが
「つわり」
そのつわりでも午前中にひどく
特に寝起きにつわり症状がひどい時
「朝つわり」とも呼ばれます。
つわりを英語で「Morning sickness」
と言いますが、
そのぐらい目覚めに症状が出る妊婦さんが多いのです。
でもなぜつわりの症状は
朝に強く出るのでしょうか?
つわりのハッキリした医学的原因は
まだ解明できていません。
ですがホルモンバランスの乱れから
自律神経の乱れやストレスなどで
睡眠中でもつわり反応を起こし
朝の寝起きの時間と合致することも多いです。
また空腹になると起きる
「食べづわり」の妊婦さんにも多く
朝、起きたばかりのタイミングが
もっともお腹が空いている時間帯となり
朝つわりの症状が出やすくなります。
空腹によって胃酸が上がってしまい
ムカムカ・吐き気がひどくなることも
多くあります。
朝つわりを起こすと2~3時間は
続くこともあり、通勤時間と重なると
非常にツライので軽減できる対策法を
覚えておきたいですよね☆
つわりはいつからいつまで?
やっぱり知っておきたいですよね。
→【妊娠】いつから始まるつわりの症状?いつまで続く?早い人ならこの時期!
→つわりのピークはいつまで?何週間も続くことはあり得る?ピーク時の対処法
朝つわり対策のための食べ物・飲み物
寝起きに吐き気や胃痛で苦しい
そんなときは
「目覚めたときの空腹を解消」
することがつわりを軽減する対策法にもなります。
方法は2つ。
①寝る前に軽いものを食べておく
②寝起きにすぐ食べられるものを用意する
ではどんなものを用意したら良いのか
気になりますよね。
朝つわり対策用の食べ物・飲み物をご紹介します!
①カットフルーツ
冷蔵庫にカットフルーツを用意しましょう☆
夜眠る前に、また朝起きてすぐに
取り出して食べるだけにしておくこと
これがポイントです。
グレープフルーツ・オレンジなど
柑橘系がつわりにも効きやすかったり
パイナップル・キウイのように
酸味があるフルーツも人気です。
キウイには葉酸が多く含まれますが
食べ物からの摂取だけで足りてますか?
葉酸不足はママにも赤ちゃんにも危険です!
②おにぎり・パン
炭水化物は血糖値を上げやすくなり
食べづわりの時には余計に欲しやすくなります。
そのため、おにぎりやパンといった
手軽に食べられるものを用意しましょう。
でもおにぎりを朝から握る余裕はないですよね。
あらかじめ作り置きしておくか
1個づつ冷凍保管しレンジでチンして
いただきましょう♪
作り置きするときは、
くれぐれも食中毒には注意してくださいね。
③クッキー・クラッカー
クッキーやクラッカーも炭水化物で
手軽に取れるものです。
ベッドサイドに飲み物と用意しておけば
少しずつつまむことも可能で便利です。
朝つわりは起き上がると
調子がさらに悪くなることもあるので
寝たまま取れる位置においておけるのも
ポイントが高いですよ☆
ジンジャークッキーは
海外では定番のつわり対策で有名です。
生姜には吐き気を抑える成分が含まれます♪
④トマト・ミニトマト
つわりのときにトマトだけは
大丈夫だったという妊婦さんが多いほど
トマトは人気のつわり対策食品です。
よく冷やしておくことが
つわり中でも食べやすくなるポイント。
大きいものを丸かじりでも、カットしても
ミニトマトを食べるでもお好きな食べ方で。
トマトは加熱も必要ないので
常に冷蔵庫に入れておくと
寝起きでも、夜眠る前でも簡単に
食べることが出来る便利な食品です。
トマトジュースでも良いですよ♪
そのときは必ず無塩のトマトジュースを選びましょう!
⑤ゼリー・アイス
つわりのときは口当たりの良いものが
食べたくなるものです。
ゼリーやアイスといったものは
食べやすく人気です。
一口ゼリーを凍らせて食べたり、
栄養補給ゼリーを少しずつ食べるのも
朝つわりには効果があります。
糖分も多く含まれるので
やはり食べすぎには注意しましょうね。
⑥炭酸水
炭酸がつわりによく効くと人気です。
食べ物よりは飲み物を、という方には
炭酸水をベッド脇に置いておくのがおススメです。
コーラやソーダ水といった炭酸飲料も
つわりに効きやすいです。
こちらが良いという方は
飲みすぎには注意してくださいね。
糖分の取り過ぎになってしまいます!
→【妊娠初期】食べづわりでも体重を増やし過ぎない3つのポイント
朝つわりがあるときの通勤対策法
朝から体調が悪くても
つわりだと休むことも難しいですよね。
朝つわりで通勤となると
思っている以上に大変です!
少しでも軽減できる方法を覚えておきましょう♪
①フレックス制度を利用
つわり中に満員電車・・・
想像するだけでもツライです。
もしお勤め先にフレックス制度が
利用できるなら必ず利用しましょう。
混んでいる時間帯の電車は避け、
人混みから遠ざかります。
またフレックス制度がない場合は
通勤時間を早めにすることで
混んでいる時間を避け、
のんびり出社するよう心がけた方が
気持ち的にも余裕が生まれますよ。
②ガムや飴などをバッグに用意する
つわりの吐き気や胃痛を紛らわせる
ガムや飴、クッキーなど
簡単に口に出来るものをバッグに
用意しておきましょう。
気温や人混みの熱気で水分不足になると
つわりも増してしまいます。
水分補給用の飲み物も用意すると良いですよ。
③マスクでニオイ対策をする
つわり中はニオイに敏感です。
ニオイがつわりを強めてしまうことも。
そんなニオイ対策のために
「マスク」を着用することをおススメします。
気分が落ち着く香りを忍ばせておくと
つわりの軽減にもなりますよ。
また妊娠中は抵抗力も弱くなっているので
ウイルス感染防止対策にもなります!
④マタニティマークを付ける
マタニティマークを付けていて
嫌な思いをした妊婦さんの話を
聞いたりして付けるのが
怖くなってしまった。
という方もいるかもしれません。
しかし
体調が悪くなってしまった、
意識を無くしてしまった、
など、イザというときに妊娠している
という証明にもなるこのマークは
とても重要なものとなります。
特にお腹が目立たない初期は
外見では妊娠していることが
分かりにくいものです。
マタニティマークをつけて
万が一の事態に備えておくのも
安心して通勤電車に乗る方法です。
まとめ
つわりには個人差がありますが
「朝つわり」は
食べづわりの方が多くなりやすいです。
朝起きたときに空腹なことや
睡眠中でもつわり反応が起き
朝つわりの原因となるようです。
朝つわりの対策には
起きてすぐ空腹を紛らわすこと
が効果的です。
パン・おにぎり・フルーツ
クッキー・クラッカーなどの
簡単につまめる食べ物や
炭酸水をベッドサイドに用意しておき
空腹で気持ち悪くなる前に
口にしましょう♪
妊娠したら便秘になった?
腸内の善玉菌を増やすことは
便秘にも赤ちゃんにも大切なんですよ☆