生まれてくる子には健康であって欲しいのは、どの親も願うことですよね。
子供に食物アレルギーがあり、食事制限させているのは自分たちもツライ。
このアレルギー原因は自分にあるのか?
と悩むママは多いでしょう。
私自身もそうです。
アレルギーと妊娠中の食生活の関連性について探ってみました。
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10人に1人はアレルギーっ子
今、アレルギーを持つ子が増えていることを耳にしたことはありませんか?
その割合、4人に1人は何かしろのアレルギーを持ち、10人に1人は食物アレルギーを持っているのです。
管理人の上の子もアレルギー持ち。
ピーナッツ・ナッツ類に花粉症、動物の毛、ハウスダストといろいろあります。(。ノω\。)゚
何がツライって
”ガマンしている子供の顔”
(お誕生日会など自分だけ食べれない、ってことよくありますから)
を見るのが、私は悔しくて仕方ありません。
本人のせいではないのに。
ごめんね、と常々思ってしまいます。
さて、アレルギーっ子のママなら、このアレルギーの原因を知りたい!治したい!と願ってやまないですよね。
原因は自分のせいなのか?何なのか?
妊娠中の除去食とは関係ない
もしかして妊娠中の食生活が原因?と思ったママは多いはず。
私も悩みました・・・
子供にアレルギーが発症した後、自身の妊娠中食生活を思い返したものです。
しかし今現在、
「妊娠中の除去食によるアレルギー発症予防効果は明らかでない」
と結論付けられています。
だから、はっきり言います!
”ママのせい”だけではありません。
(なんか、自分を保護するようでスミマセン (´д`ι) )
ただ妊娠後期になると、胎児にアレルギー抗体を作られはじめます。
もしパパ・ママにアレルギー因子を持つようであれば少し注意は必要です。
とくに三大アレルゲンの卵・牛乳のタンパク質は、アレルギー抗体となりやすいのです。
この時期には、摂取量に注意したほうがいいです。
子供のアレルギー発覚から、いろいろな人に言われました。
「妊娠中にピーナッツ食べ過ぎたんじゃないの?」って。
そのたびに、何回心の中で叫んだことか・・・
確かにアメリカでは妊娠中、ピーナッツのような特定アレルゲン除去を推奨しています。
だって、朝食やおやつにピーナッツバターの消費がすごいですからね。
それに妊娠中甘いものは欲しくなります。
でも私は妊娠中にピーナッツ、ナッツ類を食べ過ぎていませんよ。
妊娠中の食生活のポイント
妊娠中に特定のものを食べ過ぎると、その子のアレルゲンになる。
という噂は、よく聞きます。
しかし、明確な根拠はなく、関係もないとされています。
特定の食品を常識量を超えるほど食べれば、何らかの影響はあるかもしれませんけど。
それよりも妊娠中の食生活のポイントは
・いろいろな食品をバランスよく摂る
ビタミン、ミネラル、タンパク質etc、偏りなく摂ることが大事です。
特に妊娠中や産後にも必要な葉酸は、毎日適量摂取することが1番ですよ。
・過剰な塩分摂取に気をつける
塩分の摂り過ぎは、むくみの原因。
そして妊娠高血圧症候群や妊娠中毒症の原因になります。
この病気は、母体にも胎児にも影響をあたえます。
・外食や加工品の添加物に注意
アレルギーのはっきりとした原因は、複雑です。
しかし食品添加物と無関係とは言えません。
ひとつひとつの添加物は微量でも
”トータルして体内蓄積されるとアレルギー原因の一つ”
となります。
インスタント食品や、ファーストフードを摂り過ぎず、無添加のもの・自然なものを食卓に並べましょう。
まとめ
妊娠中のママの食生活とアレルギー原因は、関係ありません。
とはいえ、無茶苦茶な食生活が胎児にイイ影響を与えることはありません。
ママの食生活が胎児の元になることに、間違いは無いのですから。
しかしアレルギー体質の家系であるようなら、妊娠後期の食生活は少し注意が必要です。
この時期に、胎児のアレルギー抗体が作られます。
妊娠中の食生活のポイントは以下の項目です。
・バランスのよい食事
・過剰に塩分を摂り過ぎない
・食品添加物に注意
赤ちゃんの体の基本が作られるのは、ママのお腹の中。
そう考えると出来るだけ、食事には気を使ってあげたいですよね。