山でキャンプに、登山。
楽しい行事中にハチに刺される被害報告があとを絶ちません。
しかし自然の中に行くのなら避けては通れないですよね。
前回、ハチに刺された場合の応急処置についてまとめてみました。
→子どもがアシナガバチに刺された!慌てずに応急処置するポイント
でも、まず刺されないようにして行くべきですよね!
楽しい行楽にするためにも「ハチに刺されないための対策法」と
もしも刺されてしまったら、「病院へは何科に行くべき?」をまとめてみました。
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ハチの活動サイクル
ハチは1年を通じ約6ヶ月ほどしか活動しません。
4月~5月に女王蜂は冬眠から覚め、巣作り・子育てを始めます。
8・9月に1番巣が大きくなるので、ハチたちも巣に近づくものにとても攻撃的になります。
出来ればハチの巣に近づかないのが1番の対策法です。
しかしハチの巣は、茂みの中や木の枝に作られるため分かりにくい!
スズメバチは土の中に巣を作るものもいます。
こうなると知らずに巣に近寄ってしまうこともありますよね。
ハチがいる=ハチの巣が近くにあるかも?
と危険信号を出すようにしましょう。
くれぐれも巣を見つけたら、刺激しないで逃げましょう!
家に巣が出来てしまった場合は、業者に駆除してもらいましょう。
ハチの習性を知って対策する
ハチには好きなものがあります。
・フルーツや花のにおいのような甘い香り
・黒、赤、青の原色
とくにスズメバチは攻撃性が強く、黒いものをインプットし追いかけてきます!
上記をふまえ、以下のように対策をすることができます。
①帽子で保護
黒髪や黒目にも反応します。
帽子を被る等して、隠しましょう。
もちろん帽子の色は白や淡色です。
②派手な色の服装は避ける
黒い上着やズボン、派手な原色の服もハチが見分けるポイントにします。
なるべく白いシャツや薄い色の服装にしたほうが狙われません。
忘れがちなのは、バッグやリュックなどの持ち物。
これらも濃い色のものは識別します。
お出かけするときに気をつけてください。
養蜂着というのは、ハチの習性をふまえているのですね。
とはいえ、こんな服装はノンスタイルの井上さんぐらいでしょうか?
③匂いに気をつける
香水や整髪料・化粧品の匂いに引き寄せられます。
甘い匂いが大好きなハチ達は、香水や整髪料でも関係ありません。
また、ジュースの匂いでも寄ってきます。
飲みかけのジュースに、ハチが缶の中に潜り込んでいることもあります。
子どもにも注意してあげてくださいね!
ハチに特性があるように、蚊にも特性があります。
知って対処しませんか?
関連記事:夏のイヤな蚊の対策法
ハチに刺されたら何科に行くべき?
ハチに刺された場合の応急処置は、こちらにまとめてあります。
異常がみられなくても、ハチに刺された場合、念のため受診したほうがいいです。
その場合、何科に行くべきか?迷いますよね。
基本的には皮膚科が良いです。
内科や外科の場合、病院によっては診てくれないこともあります。
もしお子さんが刺された場合は小児科に受診しましょう。
アレルギー反応のアナフィラキシーショックの症状を伴う場合は、一刻をあらそうのですぐに救急車を呼びます。
まとめ
ハチに刺されないためにまず
巣を刺激しない
ことは1番大事です。
そして習性を知りましょう。
ハチは
・黒い色や原色が好き
・甘い匂いが好き
です。
そのため
・白や淡い色の服装や持ち物にする
・髪の毛を隠す
・香水や整髪料、化粧品などの匂いのキツイものは避ける
以上のことに気をつけて外出しましょう。
ハチに刺されると、めちゃくちゃ痛いです(ノ◇≦。)
うちの子は泣き叫んでしまってました。。。
出来れば刺されないように対策を立ててあげましょう!