妊娠初期
エコー検査をすると胎芽が確認できます。
もうそのときには
”羊水”
に浮かんでいることを知っていますか?
赤ちゃんが育っていくのに無くてはならない
羊水の正体と役割
よく知って楽しい妊娠生活にしましょうね♪
[quads id=1]
妊娠初期と中期以降では羊水の正体が異なる!?
子宮内で着床が起こると
羊水も満ち始めます。
妊娠初期の頃の羊水成分は
「卵膜や胎盤からの分泌物」
「母体の血漿」
などであろうと言われています。
実ははっきり分かっていません。
しかし妊娠中期になってくると
赤ちゃんも少しずつ大きくなり
羊水の成分も大きく変わっていきます。
何だと思いますか?
実は「おしっこ」なのです。
約80%ぐらいは胎児の尿といわれています。
え?!
おしっこの中で赤ちゃんは育ってるの?
ちょっと・・・可哀想(ΩДΩ)
なんてご心配いりません!
お腹の赤ちゃんがする尿は
私たちがするような老廃物の尿とは違います。
赤ちゃんからの老廃物は
へその緒を通じてママに運ばれ
ママが排出しているので
羊水自体はきれいなものなのです。
赤ちゃんは羊水を吸って
尿として出すことを繰り返します。
赤ちゃんが成長していくと
共に羊水量も適量が変わっていきます。
羊水の量は多くても少なくても
トラブルを引き起こしてしまいます!
なかには羊水が濁ってしまうこともあります。
羊水が濁る?!「羊水混濁」って何?
赤ちゃんの腸はほとんど動いていません。
でも何らかの原因で、おなかの中の赤ちゃんに腸の運動がおきてしまい
腸管にたまったうんちが羊水に排出されてしまいます。
これが羊水の濁る原因です。
関連記事:【要注意】羊水が濁ると胎児の呼吸が出来ない!その原因は?
では、赤ちゃんにとって大事な羊水!
こんなに大切な役割を担ってくれています!
羊水の大切な5つの役割
適量な羊水がないと赤ちゃんに大きな影響も与えます。
そんな大切な役割とは
①クッションの役割
適度な羊水があることで
・ママが転んでしまったり
・子宮収縮が起きても
その圧力や衝撃から守られます。
②トレーニング場
羊水の空間で自由に運動をします。
手足を曲げたり伸ばしたり
回転したりなど筋肉や骨格を発達させます。
赤ちゃんが動くことで
ママに感じるのが「胎動」です☆
⇒赤ちゃんの胎動って可愛い!!いつから感じる?胎動の種類と感じ方
③皮膚や肺、腎臓などの発達
赤ちゃんは羊水を飲む際に
肺にまで取り込みます。
これは肺呼吸の準備をしているのです。
そして飲んだ羊水は
腎臓などにもいきわたり
それぞれの器官を発育させています。
赤ちゃんの先天性異常を減らすために
必要な「葉酸」、実はそれだけではありません!
④感染から守る
羊水中の温度を一定に保ち
赤ちゃんを感染から守ります。
⑤お産を助ける
もし出産時に羊水が無かったら・・・
産道と赤ちゃんに大きな圧迫を与えながらの
出産になるでしょう。
羊水があることで
産道をうるおして赤ちゃんがスムーズに出られるようになります。
まとめ
羊水にはこれだけ大切な役割があるのです。
羊水がないと生まれてくるのに
必要な器官を成長できないのです!
実は赤ちゃんにとっていい羊水にしたい、
と思うのなら
自分の体の健康に気をつけて「ストレス」を
少なくすることが1番なんですよ!