いまや妊活中、妊娠中に葉酸サプリを
摂取するのは当たり前になっていますね。
自分自身のためにも
お腹の赤ちゃんのためにも葉酸は必須!!
でも実際自分で飲むのにどれを選んで
いいのか分からないという人も多いでしょう。
しかもパッケージに
「天然葉酸」「無添加」だから安心
なんて記載されていたら、
ついつい選んじゃいますよね。
でも本当に安全?なのでしょうか。
天然葉酸配合で無添加の葉酸サプリは
選ぶべきポイントになるのか?
まとめてみました!!
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「天然」「無添加」に潜む罠
「天然」「無添加」といえば
自然で安全で体に良さそうなイメージしか
ありませんよね。
葉酸サプリでも同じことじゃない?
と良い印象しか入ってこないはず。
ここに言葉のイメージを利用した罠が
潜んでいるのです!
推奨しているのは合成葉酸
天然葉酸(ポリグルタミン酸型)というのは、
食品に含まれた葉酸ということ。
合成葉酸(モノグルタミン酸型)とは
栄養補助として工業的に製造された葉酸です。
天然葉酸か合成葉酸かと問われれば
ついつい天然物の方が良さそうな感じですよね。
しかし実際に厚生省が推奨する葉酸摂取には
「合成葉酸」なのです!
その理由は、葉酸を摂取した際の
体内での吸収利用率が大きく違うから。
いくら摂取したって、
体内で効率よく利用できていなければ
何も意味がありません。
合成葉酸の体内利用効率が85%に対し
天然葉酸の体内利用効率は50%以下です。
合成葉酸サプリで
1日400μgの摂取が望ましいのに
天然葉酸での摂取は
1日800μgの量が必要と言えます。
しかしこれは机上の理論であり
実際に天然葉酸で800μg摂取すれば
同様の効果を得られるという
研究データはまだ出ていません。
とくに葉酸は大きな目的は
「胎児の障害・奇形防止のため」
ただ摂取するだけでなく、
ちゃんと活用されなければ意味がないですよね。
⇒葉酸で染色体異常率が低くなる!流産、ダウン症のリスクを軽減?
多くの葉酸サプリでは
「天然葉酸配合」と記載し
特殊加工でポリグルタミン酸型を
モノグルタミン酸型に変化させています。
ただ合成という名前が
消費者ウケが良くないという理由なんですよね。
合成葉酸だったら何でもいいのか?
というわけではありません。
安価な怪しい素材を合わせたものは
もってのほか!
素材に品質に厳しいチェックをされた
合成葉酸サプリを選びましょう!
葉酸サプリの選び方で
後悔しないためには何を基準に
すればいいか知っていますか?
天然素材=安全ではない
天然素材で安心・安全!
だから、
化学合成された葉酸サプリは危険
とよく聞きますよね。
天然・自然=安全
合成=危険
の図式を煽る販売業者は多いです。
では天然・自然素材だから農薬など
有害物質・不純物がないとは言い切れません。
除去せずに使用されているかは
記載する必要はありませんから。
またいろいろな自然素材には
アレルギーの原因となる
相互作用を与えることもあり得ます。
葉酸の摂りすぎで子供が喘息になる
そんなニュースもありましたね。
⇒【葉酸サプリ】過剰摂取は胎児に悪影響?!喘息になるって本当?
天然という言葉に安全そうだから
という安易なイメージを植えつけるのではなく
徹底した品質管理と製造方法での
安全面を考慮した葉酸サプリを選びましょう♪
無添加が良いとは限らない
無添加と聞けば、体に害のない
安全なイメージですよね。
もちろん添加物の中には
体への悪影響を促す危険な添加物もあります。
とくに妊娠中に飲みたい葉酸サプリなら
胎児への影響は避けたいものです。
しかし葉酸サプリの中には
無添加と表示していても
例えば、
防腐剤は無添加という意味で使用したり
添加物がまったく無いという
意味ではないこともあります。
ただ無添加というのではなく
何が悪くて何が安全かという知識を
もつことが大事です!
まとめ
ただ安易に
「天然」「自然」「無添加」という
言葉に踊らされないでください。
葉酸サプリは自分自身と赤ちゃんに
影響する大事な栄養補助食品です。
厚生労働省が推奨するのは
「合成葉酸」です。
メーカーだって売れなければ困ります。
だから消費者であるあなたの心に
入りやすい言葉で購買意欲を高めますよね。
いけないわけではありませんが、
しっかり何がどう違うかを知っておくのが大切です。