妊娠して無事に出産するまで
妊婦さんは気を休める時間は
少ないですよね。
誰もが赤ちゃんの健康を願っているもの。
しかし中には
流産で命を落としてしまうことや
障害を持ったダウン症として
産まれことも多くあります。
もしも初期流産やダウン症の確率を
低くすることが出来るのなら?
有効とされる栄養素
「葉酸」
葉酸摂取で初期流産やダウン症の
リスクを軽減できるのか?
調べてみました。
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流産の原因となる異常
妊娠中、流産は全体の10~15%。
そのうちおよそ90%以上は
妊娠初期に起こっています。
妊娠初期の流産は
ほとんどは胎児側の問題。
その原因の多くは
・先天性異常
・染色体異常
といったことです。
妊婦さんがどんなに頑張っても
流産してしまうことを防げないのです。
でも、もしも染色体異常や
先天性異常になる確率を減らせたら
流産やダウン症の確率も減るのでは
ないでしょうか?
そこで注目したいのが
「葉酸」です。
葉酸は先天性異常のリスクを70%軽減
1990年代、先天性異常について
アメリカ、ニュージーランド、
カナダといった先進国で
妊娠時と葉酸の摂取について
大規模な調査が行われました。
その結果、葉酸を摂取した女性は
摂取しない女性と比較すると
70%もの先天性異常のリスクが
軽減できる事が分かりました。
先天異常というのは胎児の
器官形成期に起こりやすいです。
その為とくに妊娠初期、出来るなら
妊娠前から葉酸を摂取しておくことで
先天性異常のリスクを減らせることになるのです!
葉酸を摂取するなら葉酸サプリが1番。
その理由は?
葉酸は精子の染色体異常を減らす
流産、ダウン症の原因となりうる
「染色体異常」
どんなに健康な精子、卵子であっても
染色体異常が起きてしまうことはあります。
でも、受精する際にやっぱり健康な
精子や卵子にしておきたいですよね!
葉酸には男性の精子の染色体異常の
発生率を下げることが出来ます☆
葉酸を摂取している男性と
そうでない男性との精子を比べたところ
葉酸を摂取している男性は30%もの
染色体異常値が低いことが判明されました。
染色体異常ではそもそも妊娠する
確率自体を低くしてしまいます。
夫婦そろって葉酸不足となってはいけません。
妊娠前から始められる葉酸サプリで
2人の精子、卵子の質を向上しましょう♪
葉酸はダウン症を防げる可能性がある
以前まで、葉酸は
先天性異常には効果がある、
しかし染色体異常とは別問題とされていました。
しかし2003年、
医学誌の「ランセット」にて
葉酸がダウン症を防ぐ可能性がある。
また、その他にも葉酸は大きく胎児の健康に貢献することが明らかになっている。
このように掲載発表されたのです。
葉酸の先天性異常については
医学的研究もされ、結果も判明されています。
葉酸がダウン症を防ぐことの
効果がはっきりされてません。
しかし男女ともに妊娠前からの
葉酸の摂取はイイことばかりです。
厚生労働省でも推奨しているのは
はっきり赤ちゃんのためと言うことです。
ぜひ食事とともに葉酸サプリで
毎日の葉酸摂取を取り組みましょう!
※サプリメントは手軽に摂れますが
1日の摂取量を間違えないようにしましょうね。
⇒【葉酸サプリ】過剰摂取は胎児に悪影響?!喘息になるって本当?
まとめ
妊娠初期の流産、ダウン症は
・先天性異常
・染色体異常
による原因が多いです。
葉酸には先天性異常のリスクを
70%も軽減できることが分かっています。
また染色体異常に関しても
男性の精子での発生率を下げる働きがあります。
健康な卵子や精子を作るためにも
妊活中から葉酸の摂取を心がけたいですね。
葉酸が100%流産やダウン症を防ぐ
とは言い切れません。
でも葉酸不足における悪影響は
妊婦さんにも胎児にも起こります。
食事での葉酸摂取とともに
サプリメントでの不足分補給をおススメします!