かわいい赤ちゃん!
ほんのりミルクのいいニオイ、というイメージですよね。
それなのにうちの子のよだれがめちゃくちゃ臭い!よだれが酸っぱい臭い!とよだれのニオイが気になることがあります。こんな悪臭がしたら病気じゃないか気が気ではないですよね?!
今回は赤ちゃんのよだれの臭いの原因についてと臭いを予防する対策法をご紹介します。
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赤ちゃんのよだれが臭う?その原因は?
産まれたばかりの頃は無臭だった赤ちゃんのお口の中。気がついたら何だか臭い??と心配になるママも多いのではないでしょうか。
「もしかして病気?!」と気になりますよね。安心してください、多くの場合は心配のいらない原因です。ではさっそく赤ちゃんのよだれが臭い原因を見ていきましょう!
1 ・母乳や離乳食が口の中に残っている
口の中に母乳や離乳食が口の中に残ってしまい、残った食べカスが臭いの原因となってしまいます。
赤ちゃんがよだれを上手く飲み込めなく食べカスが口に残って臭いの元となる場合と、うまく飲み込めなかった母乳や離乳食がよだれとともに外へ流れ出て、それが衣服やスタイに付いたまま乾き、臭いを発するという場合が考えられます。
赤ちゃんの成長過程で飲み込む筋力が出てきたり、よだれを飲み込む力が上達すれば自然と改善されますよ。
2・口の中が乾燥している
口の中が乾燥していると口臭の原因にもなります。
これは大人でも赤ちゃんでも同じですが、唾液の分泌が減少してしまい細菌が増殖して悪臭を生み出してしまうのです。しかも口が臭くなると唾液も臭くなってしまうという悪循環(ノω・、)クスン…
口の中が乾燥することの大きな原因となるのが「口呼吸」です。生後すぐの赤ちゃんは、鼻呼吸しかできません。おっぱいを飲みながら呼吸をするためですね。
一般的に3~4ヶ月頃になれば赤ちゃんも口呼吸ができるようになりはじめます。口周りの筋力が弱かったり成長過程の個人差がありますが、心配し過ぎなくても大丈夫ですよ。
心配しなくてはいけないのは、むしろ「口呼吸」が癖付いてしまうことです!赤ちゃんの鼻詰まりや鼻水を放っておくことによって、口呼吸が習慣化してしまいます。
実は口呼吸にはこんな悪影響もあるので気をつけましょう。
- 風邪を引きやすくなる→口の中にウイルスが直接進入してしまう
- 虫歯になりやすくなる→口の乾燥は口内の細菌を繁殖させやすくなります。これは虫歯菌でも同じです
- 顔の印象が悪くなる→口を開けっ放しになるため、ぼーっとした印象の顔つきになります
風邪を引くと鼻詰まりになってしまい、口呼吸の習慣が悪化してしまうため、口臭やよだれのニオイが余計にひどくなってしまうこともあるのでご注意くださいね。
よだれの少ない赤ちゃんは鼻呼吸が上手なんですよ!多い子との具体的な違いはこちら。
>>>赤ちゃんのよだれが少ない?離乳食は始めるべき?多い子との違いと理由
3 ・便秘
腸に便がたまるとガスが発生し、この臭いが口臭として発散され、よだれが臭く感じることがあります。
赤ちゃんだっけでなく、子供や大人でも起こりうるので気をつけたいですね。
4 ・虫歯や病気
病気が原因の時の場合、「とにかく我慢できないくらい強い臭い」と「泣き止まない」「機嫌が悪くグズる」といった様子が見られることがあります。
この場合には、内臓に病気の可能性もあるので早急に医師の診断を仰ぎましょう!
冷静な判断が大切です。
病気の心配といえば、赤ちゃんの頭にだけ汗があること。
これって大丈夫??詳しくはこちらに
>>>【病気?】赤ちゃんの頭だけに大量の汗!!その理由と対策法
なぜ赤ちゃんの口臭やよだれが酸っぱい臭いに?
本来、よだれは無味無臭です。通常、口内は酸性とアルカリ性の中間である【中性】を保っており、ニオイも無い状態です。
しかし母乳やミルク、離乳食が始まれば食べ物のカスが口の中に残ってしまい細菌が繁殖します。そのせいで酸性に傾き、これが原因で「酸っぱいニオイ」「カビのような臭い」といった臭いの原因となってしまうのです。
よだれは食べ物の消化を助け、口の中をきれいにしておく働きがあります。たくさんよだれの出る赤ちゃんは虫歯が少ない、といわれる所以ですね。
赤ちゃんのよだれが多くてもコレを知っておけば安心です^^
>>>赤ちゃんのよだれはいつからいつまで?よだれが多くても安心の理由
赤ちゃんのよだれの臭い対策法
さきほどの原因別に対策法をまとめてみました!
ママがしっかり対策することで、よだれの臭いや口臭も防げるのでがんばりましょう☆
1 ・口の中を清潔に!マメなお手入れをする
1番大事なのは、口の中を清潔にしてあげることです。
例えば、授乳後に ガーゼで歯茎を軽く拭いたり、乳歯生えている場合は赤ちゃん用の歯ブラシでキレイに磨いてあげると良いです。
また、甘いものをとりすぎないようにすること、お箸やスプーンは使いまわさないようにすることにも気をつけると、口内の細菌が繁殖することを予防できます。
筆者もよだれの臭いに悩みました。。
原因は母乳や離乳食が口の中に残っていること。
実は正直、当時はあまり子どもの歯を磨いていませんでした・・・というのも、うちの子は離乳食の進みが遅く、ずっと母乳を飲んでいたので、歯磨きの必要性を感じていなかったからです。
子どものよだれの臭いを気にし始めた頃、「病気かな?」「虫歯かな??」などと悩んで、いろんなサイトを検索しまくりましたが、症状的に該当せず。
そこで、こまめに歯磨きをするようにしたところ、匂いはすぐに改善されましたよ^^
2 ・こまめに水分補給をする
これは歯科助手の友人から教えてもらったのですが、食後には白湯や麦茶などの飲み物をあげると口の中の食べカスを減らせるというのです!
しかも水分補給にもなり口の渇きを潤して唾液が出しやすくもなりますよ。
先ほどもお伝えしましたが、唾液は口内を健康に保つために大切です。
しっかり赤ちゃんの口内ケアもしたいですね。
3・鼻詰まりをこまめに解消する
鼻が少しでも詰まったら、鼻呼吸ができるように鼻水を吸ってあげたり、湿らせた綿棒で鼻くそを取り除いてあげ詰まりを改善してあげましょう!
また鼻呼吸が出来るとゆっくり眠れるようにもなります。
4・便秘の予防、改善をする
食欲や体調に変化や心配がなければ、家で便秘の改善や予防をしてみましょう。
まずすぐに始められる改善法として、こまめに水分補給をすること。
またおへその周りで「の」の字を書くようにくるくるとマッサージをしてあげることも効果的です!赤ちゃんのお腹を撫でるように優しく「の」の字を書いてくださいね。
赤ちゃんの湿疹や肌荒れには保湿が大切です!
ファムズベビーがアレルギー予防にもなることをご存知ですか?
まとめ
初めての育児の場合は特に、赤ちゃんの些細な変化に過剰に反応してしまいますよね。
赤ちゃんの口臭やよだれも成長過程や少しの対策で改善されるので、深く悩む必要はないです!
しかし強いよだれの臭いと体調がおかしい・機嫌が悪い、そんなときは病気が隠れているかもしれないので、早急に病院で診断してもらいましょう。
他にも赤ちゃんのスタイやお洋服についたよだれが悪臭を発しているケースも考えられます。 その場合は、洗濯した後に天日干しをして殺菌をしましょう。
赤ちゃんのよだれや口臭予防に唾液の分泌を促すことも効果的です。また口腔内を清潔にし、口の中を中性に保ってあげることでにおいも軽減されますよ。
今回紹介した対策法は、どれも簡単に始められるものです。赤ちゃんのよだれのにおいが気になった際は、ぜひ試してみてください!
月齢を重ねてもよだれの量が多いけど・・・という心配の方にはこちらの記事を!