ママの皆さん、出産のときにイキみました？
そりゃ、イキまないと
赤ちゃんは出てこないですよね。
でもその代償として
「イボ痔」
もついてきませんでしたか？
痛いですよね～（ ΩДΩ）
会陰切開とのダブルパンチは大変です。
ヒドイと座ること自体がツライこの痛み。
これっていつまで続くの？
自然に治るものなの？
とご心配のママ、一緒に疑問を解決しましょう！
[quads id=1]
産後の痔は自分だけじゃない！痔の種類
出産後、ママの２人に１人は
痔に悩まされます。
私も妊娠・出産後、
イボちゃんとお付き合いしていました。
そもそも「イボ痔」とは
いきむ行為が肛門に負荷をかけ引き起こします。
負荷をかけた部分の静脈が鬱血（うっけつ）が
原因となり、血管が丸い玉状の
静脈瘤（じょうみゃくりゅう）となったものです。
通常は排便時にいきんで負荷をかけますが、
出産のいきみでも大きな負荷となるため
多くのママさんを悩ませるのですね。
イボ痔は症状によって
「内痔核」「外痔核」
と分かれます。
内痔核・・・直腸の内側に出来る。
うっ血が内部に出来ているので
発見されにくく、排便時に出血したり、
いきみによって外に出ること(脱肛)で
初めて気付く人も多いです。
何度も脱肛を繰り返すと
元に戻らなくなるので気をつけてください！
外痔核・・・肛門の外側に出来る。
外側に出来、形や痛みで発見されやすいです。
産後の痔はイボ痔だけでなく
「切れ痔」になる人も多いです。
切れ痔は「裂肛」とも呼ばれ、
肛門の出口付近が切れてしまうこと。
排便時に鋭い痛みに悩まされます。
出産後しばらくの間は、
後陣痛や会陰切開といった痛みで
お尻付近の痛みが紛れてしまい
痔だとは思わないことが多くあります。
しかし妊娠・出産の大きな体への負担が
「痔」になったり、悪化させてしまいます。
育児に忙しい毎日ですが、たかが痔と侮らず
軽症のうちに改善することが大事ですよ。
授乳も産後の大きな悩みではありませんか？
イボ痔の治療薬
産後にイボ痔が気になる方は、
１度出産された産婦人科にかかりましょう。
先生も日常茶飯事なので大丈夫。
産後の痔は自分ひとりではなく
多くのママが悩んでいますからね。
イボ痔の症状に合わせお薬を処方してくれます。
イボ痔の治療薬としては、
・軟膏
・座薬
・注入軟膏
が主な薬です。
炎症を起こしているので、
多くのものには「ステロイド」が含まれています。
外用薬のステロイド剤は、
母乳への影響はほぼないと考えられます。
まず、痛みのひどい痔の治療をする方が
育児への支障がすくないですよ。
（妊娠中の痔の治療にステロイド使用は
「影響ない」と言われてもやはり不安。
私は推奨しません。
⇒妊婦の痔の治療にステロイド薬は胎児に危険？！使わない理由）
あまりひどい場合は
専門である肛門科への紹介をしてくれるはずです。
大きくなり過ぎた場合は、
手術も必要となるためです。
でも治療薬だけではイボ痔は治りません。
痔の治療には生活改善が必要
治療薬ではイボ痔を消滅させ、
完治させるわけではありません！
痛みを抑えたり、腫れを引かせ
出血を抑える治療薬が多いです。
もしも便秘がちなようであったら
生活習慣・食事習慣の改善が必須です。
「便秘＝いきむ」ことが続いてしまっては、
炎症も良くならず無用に外用薬を必要としていまいます。
便秘薬でいいじゃーん！と思った方。
要注意、もしかして下剤依存症に
なってしまうかもしれませんよ。
便秘薬は最終アイテムに残しておき、
まず生活・食事の改善を実践しましょう！
生活習慣改善とは
- 規則正しい排便習慣
- 下半身の血流を良くする（適度な運動）
- 喫煙習慣の改善
- アルコール摂取を控える
- 冷やさない（冷えはうっ血をひどくします）お風呂で温めてあげるのが１番
食事改善とは
- 食物繊維をとる
- 腸内環境を整える（善玉菌を増やす）
- 水分を多く取る
以上のようなことを改善し、
痔になりにくい快便体質になりましょう☆
快便のために！
母乳のために！！
葉酸を摂取して血液から変わる♪
このようにイボ痔の改善には、
数週間から数ヶ月かかります。
イボの大きさや度合いによって違いますが、
治療薬で炎症を抑え、肛門への負担を減らせば
少しずつ良くなっていきますよ☆
イボ痔は自然治癒するのか？手術か？
そして本題を。
産後のイボ痔は自然治癒するのでしょうか？
答えは
YESであり、NOでもあります。
どっちやねん、って怒らないでください
(´･ω･`;)
症状にもよります。
その後の生活習慣、食事習慣、
運動習慣さまざまな状況にもよります。
イボ痔は静脈瘤です。
この血豆のようにうっ血した状態が改善されますが、
伸びてしまった静脈は縮まらず、
根本的に消えて無くなることは少ないです。
もしも自然治癒力が高く、
上記のような痔になりにくい改善努力を
していたら治癒するかもしれません。
しかし多くは、肛門の内側で隠れ、
復活の瞬間を待ってるのがイボ痔です。
「治ったな」と思っても
・いきみ生活に戻ったり
・暴飲暴食したり
・ストレスがかかったり
・肛門に負担がかかるものを食べたり
そんなことすればすぐに痔は
「はい！こんにちは」しますよ。
私も産後のイボちゃんに薬を塗って
押し込んで、と治したつもりでした。
数年後、仕事でものすごいストレスがかかり
「大復活」悲しかったです・・・
(´ﾉωﾉ`)ﾒｿﾒｿ
産後の痔の手術はいつから出来る？入院は必要？
あまりにも痔がひどい場合は
「手術」が必要です。
産後の痔の手術はいつから出来るかというと、
出産時の会陰切開の傷や下腹部の痛みが
回復してから手術を受けることが多いです。
重症な方は産後すぐに手術を受けられるか
専門医に確認しましょうね。
手術日程は病院によって違います。
日帰りで出来るところから、
３～７日間ほどの入院が必要なところまで様々です。
施設や医師によって変わるので確認が必要ですね。
そして産後の痔の手術で悩むのが授乳。
手術日はもちろん、術後も薬の服用があり
断乳を必要とします。
離乳食が始まるのを待つか
少しの間、混合育児にするか
自分で納得がいくようにしてくださいね。
また術後にも安静が必要なため
子供の預け先や、お手伝いなど
育児環境も考慮したいものです。
母乳の質を良くする！
産後の肌荒れを改善できる！
飲むだけで効果あるサジーの秘密はこちら
→スーパーフルーツ「サジー」の栄養価がスゴイ！産後ママは必見です
まとめ
産後に痔になってしまうママはほとんどです。
全然恥ずかしくないですよ！
しっかり治療しないと、
その後の育児も大変になってしまいます。
イボ痔は静脈瘤です。
一度なってしまうと自然治癒は難しいです。
治ったフリして、
内側で鳴りを潜めて待っていることも多いのです。
まず治療薬で炎症を抑えましょう。
同時に生活・食事改善をして
便秘にならない体質にしましょう。
トイレでいきむことは、
また新たな痔を作ることにもなりかねませんからね。
妊娠線を予防できなかった！そんな方に朗報です☆
