赤ちゃんのへその緒は、ママとつながっていた大事な管ですね。
出産後はおへそのケアをしっかりとしてあげたいところです。
しかしへその緒が取れそうでとれないとき、こんなときどうするのか?
なかなか取れないと心配にもなってきますよね。
今回はへその緒がいつ取れるのかの疑問やへその緒の手入れと消毒方法、取れた後の処置についてまとめてみました。
へその緒が取れそうで取れない!いつ取れるの?
ママとつながれていたへその緒は、出産時におよそ3cmほど残して切られます。
この残ったへその緒が自然に取れるまで、毎日自宅でケアをしなければいけません。
へその緒が取れる時期は、平均すれば2~3週間ほど。
早い子で10日ぐらい、遅い子なら1ヶ月ほどかかることがあります。
へその緒は、少しずつ茶色く干からびた乾燥状態になり、最終的には自然にポロリと取れてしまいます。
しかし毎日赤ちゃんのお世話をしていると、へその緒が取れそうで取れない状態が続くことがあります。
このとき絶対にへその緒を無理やり取ってはいけません!
無理に取ってしまうと、傷を作ってしまうことになり、出血や膿んでしまったり感染症の原因にもなってしまいます。
>>>新生児のおへそから出血したらどうする?こんな病気に気をつけて
へその緒が取れるのが平均より遅くなってしまっても、ほとんど問題はないので必ず自然にポロリと取れるまで待ちましょうね。
なかなか取れなく心配であれば、1か月検診のときに医師に診てもらえるのですから大丈夫ですよ。
新生児のへその緒の手入れと消毒方法
へその緒のケア方法で特に大事なのはこの2点。
・清潔に!
・しっかり乾燥させる。特に根元を!!
初めて赤ちゃんのお世話をしていると、慣れるまでつい怖々とお世話をしがちですよね。
へその緒の手入れも消毒がしっかり出来ていないママも多いです。
傷付けてしまうのが怖くてきちんとケア出来ていないと、逆にトラブルの元になってしまいます。
おへそのトラブル、ほかにもこんなことが!
⇒へその緒が取れたら「でべそ」に!原因はへその緒の処置?治療法について
へその緒のケア方法
①ママやパパの手をきれいに消毒しましょう。
せっかくおへそをキレイにするのに、雑菌のついた手ではいけません。
②へその緒をしっかり伸ばし、綿棒で根元部分の水分をやさしくしっかり拭き取ります。
③次に新しい綿棒にアルコール消毒液をつけ、へその緒の根元をやさしく拭き消毒します。
そのままで少し空気に触れさせて自然乾燥させてあげましょう!
④ガーゼで覆う、覆わないは産院の指導法によって変わってきます。
うちはガーゼ無し派でした。
ガーゼで覆ったときは、交換時に血やジュクジュクした液によって、へその緒とガーゼがこびり付いてしまうことがあるのではがすときに気をつけてくださいね。
とにかく、自然乾燥させてあげることが大切です。
⑤ガーゼをしないときは、へその緒の上にオムツのテープ部分が重ならないように。
重なってしまうと乾燥しにくいうえに、傷が付いてしまう事もありますので。
少し下げたり折ったりして、へその緒からずらしてオムツを当ててあげましょうね。
消毒の回数は産院によってさまざまです。
ご自分の産院の指示に従った方法で良いと思います。
私は沐浴後の1日1回で十分でしたよ。
おへその根元がジュクジュクしていないそんなときは消毒液も必要ありません。
「しっかり水気を拭き取り、しっかり乾燥」
これが1番大事です!
取れたへその緒はまだ乾燥しきっていません。
保管するようなら通気性の良い布に軽く包み、しっかり乾燥させます。
その後は桐箱のようなカビや虫のわきにくい保存容器で保管してくださいね。
名前や誕生日、干支も入れられる物なら、お子さんオリジナルのものになりますよね。
へその緒が取れた後の処置
無事にへその緒が取れても、おへそ部分はまだ生傷状態です。
ジュクジュクしているようなら、「消毒・乾燥」が必要。
やり方は上記と変わりません。
しっかり乾燥するまでケアをしましょう!
おへそは汚れがたまりやすく臭くなることもあります。
そのときはオイルで汚れをふやかしてからお手入れしてあげるとキレイに汚れも取れますよ。
>>>赤ちゃんのおへそが臭う?黒い?くさくなる原因と自宅でのケア方法
まとめ
初めての赤ちゃんだと、へその緒を持ち上げるなんて怖い気持ちも分かります。
私も上の子のときはそうでした。
(*´-ω-`)
でも慣れてみると意外に簡単ですよ。
へその緒の根元を清潔に、しっかり乾燥させることが大事!!
ジュクジュクが治らないようなときは、必ず係りつけのお医者さんに相談しましょう。
大事なケアは赤ちゃんもママも同じです☆