お風呂上りのべべちゃん。
「うーん。いい~匂い~」
とクンクンしていたらお腹の辺で
「くっさっ~~!!」∑(゚□゚*)
まだ生まれて間もない新生児の赤ちゃんから1歳・2歳の子でも、意外によくあるんですよね。
うちも「あるある」でした。
どうしておへそが臭うのか?
自宅でのおへそケアはどうするの?
赤ちゃんのおへそが臭う原因と解消方法についてまとめてみました。
新生児のおへそが臭う原因
妊娠中、赤ちゃんとママはへその緒でつながれてました。
このへその緒は出産時にチョキンと切り、数週間後に自然乾燥したらポロリと取れてしまうもの。
へその緒(臍帯)はお腹の中では、ママから栄養や酸素を含んだ血液を運ぶパイプだったわけです。
そのためへその緒の中には血管が残っています。
これを切るわけですが、通常はあまりニオイはありません。
しかしへその緒も傷口のひとつ。
へその緒が取れていないうちは、細菌も繁殖しやすいため臭いがある子もいます。
臭いがきつくなってくると、へその緒が化膿している状態かもしれないので清潔に保つよう自宅での毎日のケアが必要ですよ!
へその緒の自宅ケア方法
自宅でのへその緒ケアは、沐浴後に毎日消毒してあげる必要があります。
まだ慣れないうちの新生児のお世話に、デリケートな部分でしっかりとケアができないママも多いです。
しかしへその緒のジュクジュクした部分をそのままにしてくと、細菌が繁殖し炎症を起こしてしまう危険もあります。気をつけましょう。
用意するものは、消毒液と綿棒だけです。
清潔な綿棒に消毒液をしっかり浸し、へその緒やへそを掃除します。
特にへその緒とへその間にしわがよりやすいので、へその緒を少し引っ張るように伸ばし付け根部分まできれいに消毒してあげましょう。
詳しいへその緒の消毒方法の記事はこちら↓
詳細記事⇒新生児のへその緒の消毒はいつまで?方法は?取れた後はどうする?
臭いから何か病気と心配ですよね、でも安心してください。
赤くグジュグジュしていなかったり、膿んでいるようでなければ大丈夫!
もし出血や膿んでいるようなら、必ず主治医に相談してください。
根元に汚れが溜まると細菌感染する原因です。
詳しくは後述しますね。
乳児・幼児のおへそが臭いときの原因
へその緒が取れたあとの”おへそ”が臭うとき。
あかちゃんや子供の「おへその辺が臭いなぁ」と思ったら確認してみましょう!
①垢が溜まっている
まずは、おへそに垢が溜まっていないか見てください。
この垢が臭いの原因であり、おへそが黒く見える原因です。
また垢でなく、かさぶたの時もあります。
どちらにしろ汚れなので、清潔に保ってあげましょう!
垢や汚れ・かさぶたがある場合の自宅ケア方法
おへその臭いの原因が垢の汚れやかさぶたの場合は、
お風呂後に、ベビーオイルをたらした綿棒で「やさしく」掃除してあげましょう。
あまりにも頑固な垢だったり、奥過ぎるようなときは、
直接おへそに少々ベビーオイルを垂らし、すこし待ってから綿棒で汚れをとるようにしましょう。
ベビーオイルを汚れとなじませ汚れを浮きあがらせ、綿棒でとれやすくなりますよ!
必ず沐浴やお風呂後の垢が柔らかくなったときに、そっとやさしく拭き取ってあげましょうね。
ゴシゴシこするのは絶対ダメですよ。
また赤ちゃんのおへその粘膜は薄く、とてもデリケートです。
垢や汚れが1回で落ちなくても、毎日少しずつ清潔に保っているとキレイになっていくので、絶対に無理して傷をつけたりすることだけは止めましょう!
②赤ちゃんのおへその病気
もしも
- 出血がある
- 赤くジュクジュクしている
- 膿んで汁が出ている
このようならおへその病気を疑ってください。
代表的なものは
・臍炎(さいえん)
・臍肉芽種(さいにくげしゅ)
といったような病気があります。
こちらの記事に詳細があります↓
臍炎は赤ちゃんから大人までなる病気です。
おへそに垢が溜まっていると、細菌を繁殖させやすく炎症を起こすので注意してください。
また膿が出たり、腹痛があり臍炎かと疑ったら”尿膜管遺残症”だったという人もいます。
フィギアスケートの羽生選手に起こった病気ですね。
赤ちゃんのこんな悩みはありませんか?
>>>赤ちゃんの頭に大量の汗!病気の心配は?その理由と対策法
赤ちゃんのおへその掃除はしてはいけないは本当?
赤ちゃんのおへそのケアに、清潔に保ってあげましょうとご説明させてもらいました。
しかし小さいころ、おばあちゃんやお年寄りに
「へそのゴマをとるとお腹が痛くなるぞ!」
なんて怒られませんでしたか?私はありましたよ~(´ヘ`;)
これは半分は本当、半分はウソなんですよね。
おへそのゴマと呼ばれるものこれは「汚れ」、実はバクテリアの温床なんです!!
これを放っておけば、いずれは炎症を起こす元になってしまいます。
ですので定期的に掃除をしてきれいにしておくべき。
しかしおへその奥は皮膚一枚で内臓と接しているところでもあります。
綿棒で掃除中に力を入れすぎたり、こすり過ぎて傷付けてしまうとお腹も痛くなります。
また傷から炎症を起こす原因にもなります。
通常は毎日の入浴時にシャワーをあてるだけで、水圧でホコリや汚れは落ちます。
体を洗うついでに、おへその汚れも落とすことを習慣付けてもいいですね。
それでも汚いときには、ベビーオイルを使い綿棒で汚れを取りましょう。
産後に生理が再開してしまった!
そんなときお風呂に赤ちゃんと一緒に入っても問題はないのか心配ですよね。
まとめ
赤ちゃんや子供がおへそから臭うときは理由があります。
1・垢が溜まっている
2・膿んでいる→へその病気(臍炎等)
まずはおへその汚れをきれいにしてみてくださいね。
おへそを強くゴシゴシと、また深く掃除すると皮膚を傷をつけたりするので「へそのゴマをとるな」なんて言われる所以です。
しかし”へそのゴマ”は垢や汚れ。
定期的におへそ掃除しましょう!
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