妊娠検査薬は
「尿をかけるだけで妊娠判定が出来る手軽なキット」
と、みなさんよくご存知ですよね。
妊娠検査薬の信憑性は99%以上の正確判定率です。
しかし簡単に出来るからといって説明書も読まずに
誤った使用方法で判定すると
せっかくの信憑性が損なわれてしまいます。
妊娠をよく理解し妊娠検査薬の正しい使い方で信憑性を高めましょう!
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妊娠の判定方法とは?
女性は妊娠すると分泌される『hCG』というホルモンがあります。
通常は妊娠時しか分泌されません。
だから、妊娠兆候に代表されるつわりや鼻炎なんかもこのホルモンの影響です。
⇒【妊娠】いつから始まるつわりの症状?早い人ならこの時期から!
このhCGが尿中に含まれているかの判断で妊娠の確定を高めることができます。
画像http://www.ladys-home.ne.jp
これが妊娠検査薬の仕組みです。
妊娠検査薬の使用上の4つの注意点!
簡単にできる以下の注意点に気をつけて使用しましょう。
①フライングには気をつけて!
hCGは受精卵が着床をしてから数日後、分泌され始めます。
ピークとなるのは妊娠2~3ヶ月目のことです。
つまり生理予定日から1週間頃がこの時期にあたります。
もし生理予定日が分からなかったりする場合は
セックスをした日から3週間後に検査できる時期の目安になります。
妊娠検査薬の判定で微妙な線がでることがあります。
→妊娠検査薬で「薄い線」や「線が消えた」とき!?これって妊娠してるの?
原因の一つにこのフライング検査による結果です。
尿中のhCG量がまだ微量だったため
妊娠検査薬での適正な判定結果が出なかったのです。
(一般的な妊娠検査薬の情報です。
hCG検出感度を高く設定した早期妊娠検査薬の情報ではありません。)
②意味ある小分け包装
妊娠検査薬を購入すると一つずつ個包装されていると思います。
コレは湿気や気温などで妊娠検査薬の判定を誤らせないためです。
また使用期限も記載されています。
複数入りのタイプを購入されたときなど注意しましょう。
③尿をかける時間の重要性
どの妊娠検査薬でも尿を使い判定するのに変わりはありません。
しかしメーカーによって尿吸収体部分に浸す時間がそれぞれ違います。
実は尿のかけ過ぎや足りないことで誤判定の結果が出てしまうのです!
さぁ、検査です!
スティックに約2秒だけ尿をかけます。
5秒以上はかけないでくださいね。
尿が多すぎて、検査結果に影響することがあります。引用http://jp.rohto.com
④あわてず1分待ちましょう♪
焦る気持ちは分かります。
でも検査薬にしっかり尿が浸透しないと正しい検査は出来ません!
尿吸収体部分から判定確認が出来る部分にまで尿が吸収されるのを待ちます。
もしも尿中にhCG検出されていれば判定ラインが発色されます。
多くのメーカーが1分ほど待つ事で確認できるようです。
まとめ
使用方法は同じでも、各メーカーで若干異なる部分があります。
妊娠検査薬の高い信憑性は正しい使用方法を用いてこそですよ!
簡単だからといって適当に使うと失敗することになります。
⇒妊娠検査薬の使用失敗?時間が経っても終了窓に何も出ないとき
まずは説明書を読んで説明書に沿った使い方をしましょう。
妊娠を希望しているのなら、早く確定させたい気持ちは分かります。
でも焦って高い信憑性を台無しにしてはもったいないですよね。
判定が陽性であれば妊娠している可能性は高いです。
しかし正常な妊娠かの判断までは出来ません。
きちんと医師の診断を仰ぎましょう。
胞状奇胎のような異常妊娠でも陽性反応はでますから。