妊娠が発覚してからというもの
鼻水、鼻詰まり、くしゃみ
が、止まらないという人はいらっしゃいませんか?
それって
「妊娠性鼻炎」
の可能性が高いですよ。
毎日、鼻水や鼻詰まりになると頭もクラクラするし疲れてしまいますよね。
こんなストレス状態ではお腹の赤ちゃんにも悪そう・・・なんて心配も。
今回は妊婦さんがなりやすい妊娠性鼻炎の症状や対策法をご紹介します。
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妊娠性鼻炎って何?どんな症状?
妊娠性鼻炎という名まえのとおり
鼻水・鼻詰まり・くしゃみ
など一般的な鼻炎と同じ症状がでます。
なぜ妊娠性といわれるかというと
今まで鼻炎でなかった人が、妊娠を機に突然発症することから呼ばれています。
早い人では妊娠超初期症状の一つとしてあらわれる人も。
→【妊娠超初期】止まらない鼻水は風邪じゃない!その見分け方とは?
さらに元々鼻炎を患っていた人はさらに悪化してしまうこともあります。
なぜ妊娠を機に鼻炎を発症してしまうのでしょう?
妊娠性鼻炎の原因
妊娠性鼻炎のはっきりとした原因は残念ながら
わかっていません。
一番有力なのは、他の妊娠超初期症状にも関わってくる
・女性ホルモンの変化
・自立神経の乱れ
といわれています。
通常は2種類の女性ホルモンがバランスよく調整され分泌されますが、妊娠をするとこのバランスが崩れてしまいます。
しかしこのバランスの乱れが自立神経を乱し、鼻粘膜が刺激に対し過敏になってしまいます。
そこにホコリや花粉、たばこの煙などのアレルゲンに反応しやすくなってしまうのです。
しかし妊娠中には容易に鼻炎薬を使うことはできません。
どうしたら妊娠性鼻炎を緩和させることが出来るのでしょう?
妊娠性鼻炎の簡単解消法
妊娠性鼻炎の治療法として
妊娠初期のころは鼻炎薬はほとんど使えません。
後期に入れば産婦人科の医師の処方による治療薬を服用することができるようになります。
ですので、ここでは家で簡単に出来る改善、解消法をご紹介します。
・温めたタオルを鼻にかける
かために水気を絞ったタオルを「ちょっと暑め」ぐらいに温め、仰向けになり鼻の付け根に置きゆっくり5分ほどそのままにします。
このときポイントは鼻の穴には被せないことです。
鼻がむずむずし、鼻通りがよくなったところで鼻をかみましょう。
・熱めのお風呂に入りしっかり湯気を吸い込む
お風呂に入りながら、その湯気を吸い込み鼻を温めます。
鼻がむずむずとしてきたら一気に鼻をかみましょう。
熱めのお風呂が苦手な人は洗面器に熱めのお湯をはり、その蒸気を鼻で吸い込むようにします。
このとき大きめのタオルなどで頭と洗面器がすっぽり覆えるようにすると蒸気を効率よく吸えます。
またお湯にアロマエッセンスを入れても気持ちがいいですよ!
まとめ
妊娠性鼻炎は大抵の人は出産後には改善されます。
ホルモンバランスがよくなれば妊娠性鼻炎もおさまります。
手軽に出来る「マスク」「めがね」でアレルゲンをカットするのも効果的ですよ。