赤ちゃんが生まれたら絶対に母乳をあげたい!
そう願うママは多いですよね。
母乳には、赤ちゃんにとって大切な栄養素や免疫力を高める成分がしっかり含まれているため、出来るのなら母乳をあげたいですね。
でも母乳っていつから出るのか?
出産前、妊娠中にも母乳が出ると聞いたけど・・・
出産して母乳がちゃんと出るのか不安なママも多いですよね。
今回は母乳はいつから出るのか、出産前に母乳は出るべきかといった疑問についてまとめてみました。
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母乳は出産前から出る?出ない?!
出産・育児本には、
「母乳は妊娠中から出る」
と書いてあるものもあります。
妊娠後期になれば、胸も大きくなり張ってきます。
母乳育児を望むママなら、
「出産前から母乳が出るもの」
と思っている方も多いのでは?
確かになかには出産前から母乳がにじみ出る人もいます。
妊娠中からあふれるほど母乳が出るというのはほとんど稀でしょう。
つまり妊婦さん全員が出産前から母乳が出るわけではないのです!
妊娠中に「母乳が出てこない」と、産後にも母乳が出て来ないんじゃないかと、心配しなくても大丈夫ですよ♪
産後に赤ちゃんに吸ってもらうことが1番大切なんですから。
なぜコレが大事なのか?次の章でご紹介しますね。
授乳中は妊娠中同様にいろいろな制限がありますね。
身近な飲み物にも気を使わないといけませんよ☆
→授乳中のカフェインが赤ちゃんに与える影響!コーヒー・紅茶を飲んだらダメ?
母乳はいつから出る?
多くの妊婦さんは、
「出産後、母乳は何もしなくても出るもの」
と思っているかもしれません。
実際は母乳が出なくて悩むママが多くいます。
まずは母乳の出る仕組みを簡単に知っておきましょう♪
妊娠をすると乳房の中の乳腺が発達していきます。
乳腺を発達させるのは「エストロゲン」というホルモンです。
少しずつ胸が大きく張ってきますよね。
このままでは母乳がでてしまいます。
しかしエストロゲンは母乳の分泌を抑える働きもあるので、妊娠中に母乳が出てくることは少ないです。
妊娠中は乳腺を発達させ母乳を出しやすくするための準備だけなんです。
そして出産を迎え胎盤が排出されます。
エストロゲンは胎盤で分泌されていたこともあり分泌量が減少します。
いよいよ母乳が出る最終段階です。
ここで赤ちゃんの出番です!
乳房に乳腺が発達していても、自然に母乳が出るママはとても少ないです。
そのために赤ちゃんに吸ってもらい、母乳の分泌を促す必要があります。
母乳を分泌させるためには2つのホルモンが重要な役割を担います。
1つは、プロラクチン。
赤ちゃんがママのおっぱいを吸う刺激でプロラクチンというホルモンが増加・分泌されます。
プロラクチンは、ママの脳にたくさん母乳を生成するよう指示を出すホルモンでもあります。
しかしプロラクチンは分娩時を最大濃度とし、その後徐々に減少していくため、母乳育児をしていくには常に赤ちゃんに刺激をしてもらいプロラクチンの分泌が必要だと、脳に働きかけることが重要です!
2つめはオキトシン。
母乳を赤ちゃんの口にまで押し出す働きをもつホルモンです。
オキトシンは、赤ちゃんが吸うだけでは足りない力を補ってくれます。
どうしたらたくさんのオキトシンが分泌されるか?というと、ママが赤ちゃんのことを考えたり、お世話をすること。
聴覚や視覚といった刺激でもオキシトシンは分泌されます。
ゆったりと赤ちゃんを愛おしく思うことが多く分泌される秘訣です。
また逆に強い不安やストレスには、オキシトシンの分泌が減少することもありますから注意が必要です。
産後は、慣れない育児に知らず知らずにストレスが溜まってしまいます。
産後ウツなんて関係ないと思っている人が危ないです!
→育児疲れはいつから出る?ピークは?産後ウツになる前に出来る6つの対策
母乳がいつから出るか、というと出産後から分泌されるようにカラダは出来ています。
しかし何もしなくても出るわけではなく、赤ちゃんに刺激をしてもらい、赤ちゃんのお世話をして愛情を感じることで、より母乳は出やすくホルモンの分泌が促されるのです!
母乳の元って何ですか?
そう「血液」です。
妊娠中に葉酸が必要なのは広く知れ渡ってますが、産後の母乳育児でも大切なんですよ!
→選ばれる葉酸サプリは、妊娠中から産後まで使えるもの!選ばれる理由
そして赤ちゃんがよりおっぱいを吸いやすく、母乳が分泌されやすくするためにマッサージをしておくのも1つの手ですよ!
妊娠中の母乳マッサージの注意点
妊娠週数が進むと、助産師さんから母乳マッサージをすすめられる妊婦さんも多いでしょう。
母乳マッサージには
- 乳房をマッサージし、血行を良くし乳腺の発達を促す
- 乳頭を柔らかくし、赤ちゃんが吸いやすくする
- 乳管口の詰まりをなくし、母乳を出やすくする
- 乳頭の裂けや切れを防ぐ
といった赤ちゃんが母乳を吸いやすく、また母乳が出やすい乳房にして母乳トラブルを防ぐことができます。
授乳中に赤ちゃんが乳首を噛む事はよくあります。
すごく痛いです!!
対処法を知っておかないと大変ですよ。
→【母乳育児】授乳中に歯で噛まれたり当たって痛い!そんなときの対策方法
母乳マッサージをする時期には注意が必要です。
まず妊娠初期の不安定な時期はしてはいけません。
母乳マッサージによるホルモンの分泌で子宮収縮を起こす可能性もあります。
最悪の場合は、流産という可能性も否定できないからです。
そして妊娠中期~後期でも「お腹に張りがある」「血圧が高い」「気分が悪い」といったときは無理にしてはいけません。
早産傾向の妊婦さんは特に控えてくださいね。
産後は肌のお手入れもままならない。。。
疲れが取れない・・・
育児で時間が無くても、時短で出来る方法を取り入れるべき!
先輩ママおすすめの時短テクは?
まとめ
妊娠中から母乳が出る人もまれにいます。
でも出ない人の方が多いでしょう。
妊娠中に自分の胸から母乳が出なくても心配はいりませんよ。
妊娠中に母乳が出なかったからといって、産後に母乳が出ないというのも間違っています。
しかし出産をしたら母乳は誰でも出るものでもありません。
体は母乳が分泌されるように整っていますが、母乳ケアをしないとちゃんと母乳が出てきません。
1番良いのは赤ちゃんに何度もおっぱいを吸ってもらうこと。
赤ちゃんが刺激を与えることで「プロラクチン」というホルモンが分泌され母乳の生成を活発にします。
そして赤ちゃんをお世話し、愛おしく思うことで「オキシトシン」が分泌されます。
こちらは母乳を押し出す働きがあります。
また子宮収縮を促し、産後の子宮回復に効果があります。
母乳が出ないと諦めないで、何度も何度もトライしましょう♪
また赤ちゃんが泣いて欲しがるだけ授乳しましょう!
これが母乳の分泌をよくする1番の方法ですよ☆
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