妊娠中はお腹にいる赤ちゃんのために禁煙できていたママ。
でも出産後のストレスにより、また喫煙を再開してしまう人は多いです。
授乳中におけるたばこの赤ちゃんへの影響はたくさんあります。
喫煙している方にとって、少しはストレス改善など良い影響もあるかも。
でも
ニコチン入りのおっぱいを飲んだり、
煙を吸っている赤ちゃんには悪影響しかありません。
ダメだとわかっているのに・・・
後悔しないためにも赤ちゃんへの影響をよく知っておきませんか?
[quads id=1]
母乳のニコチン濃度はママの血液中の3倍
母乳は血液から出来ていることは、母乳育児をしているママならご存知ですよね。
食べ物によっても母乳の味は変わります。
もちろんタバコだってアルコールだって影響します。
⇒【授乳とアルコール】お酒を飲みたいけどホントの所どうなる?
タバコの場合、喫煙後のニコチン濃度は
ママ自身よりも母乳中の方が高い数値なのです!!
それは喫煙後すぐの母乳ですが、
それでも3時間以上しないと濃度の低下を確認できません。
画像http://www.glico.co.jp/boshi/futaba/
ということは頻繁に授乳をしなければならない生後6ヶ月までは
とても高いリスクを赤ちゃんが受けている
ことが分かりますよね?
もし母乳入りニコチンを赤ちゃんが飲んだら、このような症状としてあらわれることがあります。
・不機嫌
・不眠
・下痢
・嘔吐
・急性ニコチン中毒の症状
(蒼白・痙攣・頭痛等他にもありますが赤ちゃんは泣くことしかできません)
初めてタバコを吸った時に気持ち悪くなったりしたことありませんか?
もしも同じ経験があるというのなら、それと同じことを赤ちゃんにもさせているのです。
赤ちゃんがタバコを吸っている画像など見たことないですか?
まさしく同じことをしていると思ってください。
見たい人はこちら
じゃあ、生後6ヶ月以降なら授乳時間に気をつけてタバコを吸えるんじゃない?
と考えられそうですよね。
待ってください!
二次喫煙(受動喫煙とも言われ隣にいてタバコの煙を直接吸うこと)や
三次喫煙(洋服や室内など付着したタバコの有害物質を吸うこと)でも
赤ちゃんへの影響を心配されます。
タバコの有毒物質の被害は見えないところにもある
赤ちゃんに限らず子供のころの二次・三次喫煙でも、健康に被害が及ぼすことは明らかになっています。
最近改めて危険性の高さから注意をされているのが”三次喫煙”です。
見えないところで子供たちに以下のようなリスクを与えます。
・呼吸器に影響
気管支炎、肺炎などを発症しやすくなる。
気管支ぜんそくの発作の頻度が高くなり、また重症化する
・中耳炎になりやすい
・血中コレストロールが高くなる
・癌や白血病のリスクが高くなる
など、ほかにも疾患へのリスクとなります。
怖いですよね(TωT)
しかし1番怖いのは
”SIDS(乳児突然死症候群)”の発生率を格段に高めることです。
SIDSの原因はいまだ分かっていません。
それでも、たばこが大きな危険因子とされ両親が喫煙する場合は約4.7倍の発症率が上がると報告されています。
まとめ
管理人の実家家族もすごくヘビースモーカーでした。
私自身が二次・三次喫煙していたと思います。
大きな病気もなく育っているので、とても幸運な例のうちかもしれません。
周りに私のような例があると思うので、実際のところ大丈夫じゃないかと高をくくってしまいますよね。
ただ赤ちゃんに何かあった時、後悔するのは自分自身ですよ。
だったら危険因子は取り除いておくべきかと思います。
授乳のトラブルありませんか?