母乳育児で授乳をしているママにおっぱいトラブルはつきものですよね。
その中でも「胸のしこり」に悩む人はとても多いです。
もしかして乳がんではないだろうかと心配になる人もいるでしょう。
このしこりの原因はなんでしょうか?
そしてしこりが出来てしまったときの対処方法をご紹介したいです。
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オッパイにしこりが出来る原因は?
授乳を頻繁にしていても乳腺が詰まってしまい
母乳がおっぱいの一部に溜まってしまいます。
そこにしこりができ、そのしこり部分が痛くなってしまいます。
ひどくなると熱をもち、乳腺炎にまで症状が悪化してしまいます。
でもどうして乳腺が詰まってしまうのか?
よく、食生活とくに乳製品を摂ってはいけません!とか聞きますよね?
これも当てはまる人もいるかもしれません。
でも本当の原因は以下の3つなのです。
①乳管が細く詰まりやすい
個人差になってしまいますが、やはり詰まりやすい人・まったく大丈夫な人がいます
このタイプの人は食事内容でも大きく左右されやすいです。
②授乳姿勢や授乳回数など
いつも同じ姿勢での授乳や回数が少なかったりすると
使っていない乳管ができ、そこがしこりの原因に。
③ママの疲労やストレス
実はとても大きく原因を占めていると思います。
産後、初めての育児や授乳で身体も気持ちもヘトヘトになってしまっていると
血流も悪くなり乳管を詰まらせる大きな要因となっています。
そこへ脂っこい食事などが加われば、あとは想像がつきますよね。
しこりの原因となるのは食生活だけではないです。
いくら食事に気をつけていても乳腺炎になる人もいるのが証拠ではないでしょうか?
とはいっても、食事内容によっては母乳の質が悪くなることだってあります。
ストレスを溜めずにバランスの良い食事をすればケーキだって食べても大丈夫でしょう!
しこりを作らない授乳のコツ
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乳腺炎にならないためにも小さなしこりも作らないようにするコツをご紹介します。
・マッサージをする
乳房をいろいろな方向からさすってマッサージをします。そして乳輪あたりもいろいろな方向から搾るようにつまみマッサージをします。
母乳が出やすくなるようにすれば赤ちゃんもたくさん飲んでくれます。
・おっぱいをまんべんなく使うように授乳する
いつも同じ姿勢・同じ乳房など使って授乳をすると一定の乳管が詰まりやすくなることは説明しましたよね。
なので、たて抱き・フットボール抱き、右胸・左胸など抱き方や時間など
まんべんなくおっぱいを吸ってもらえるようにしましょう!
・授乳時間を空けすぎない
母乳を溜めたままだと乳管が詰まります。
赤ちゃんに頻繁に飲んでもらうのがベストです。
・授乳後は飲み残しのないようにする
赤ちゃんの飲み残しがあるとそこがしこりの原因になることも。
授乳後は胸全体から搾って搾乳します。
乳首や乳輪を刺激すると、身体が間違って母乳を作らないといけないと判断してしまうので気をつけて!
まとめ
一般的には授乳時には和食を心がけて、脂っこいものや乳製品を控えれば
おっぱいは詰まらない!と言われているようですが
これには大きく個人差があると思います。
管理人は授乳中に特に食事制限はしていませんでした。
しかし幸い乳腺炎にもならずに授乳期間は終えました。
もしも、
「すごく食事に気をつけてるのに!」
っていう授乳ママさんで、おっぱいにしこりが出来るのなら
原因は別だと認識しなおしたほうがいいでしょう。
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