子供が病気になってしまう。
親としてつらいですよね。
子供が熱を出すのはよくあること。
高熱から”けいれん”を引き起こす
「熱性けいれん」は
およそ10人に1人という割合で起こります。
熱性けいれんは、子供の病気として
聞きかじる事はあっても
実際に目の当たりにすると
びっくりしてしまいます。
パニックにならないためにも
子供が熱性けいれんを起こしたときの
対処法、救急車を呼ぶべきか?
実際に子供が熱性けいれんを起こし
救急車を呼んだ管理人の体験談と
ともにまとめました。
[quads id=1]
熱性けいれんの対処法
子供がひきつけを起こし
けいれんしてしまったら・・・
びっくりして落ち着いた
対応は難しいですよね。
熱性けいれんの70%ほどは
心配のいらない「単純型熱性けいれん」
と言われています。
しかし重篤な危険性のある
「複雑型熱性けいれん」との判断を
見極める為にも、落ち着いて
子供の様子をよく観察することが
とても重要です。
熱性けいれんを起こしたら絶対しないこと!
子供がチアノーゼを起こしたり
呼吸がない、意識消失してしまうと
焦るのは分かりますが、
してはいけないこともあります。
- 口から薬、飲み物を与えない
- 舌を噛まないようにと、口に割り箸などを入れる
- 抱っこしたり激しく揺すったりしない
- 大声で呼びかけ大きな刺激を与えない
心配なのは分かりますが
この4つはしてはいけません!
まず親である自分たちが落ち着き
状況をよく把握しましょう。
とはいえ、管理人も実際にわが子が
熱性けいれんで意識がない状態を
目の当たりにしたときはパニックに
なりそうでした。
大声で呼びかけ、
揺すってしまいそうな気持ちも
分からなくありません。
頭の片隅に「熱性けいれん」かも
とよぎった事が必要以上に慌てさせなかった
ので、少ない知識でも無いよりマシだな
と痛感しましたね。
子供が夜中に咳き込むこと、
これも悩んでしまいますよね。
→子どもが夜中になると咳込む、吐いてしまう原因は?対処法は?
熱性けいれんの対処法
まず大事なのは子供から目を離さないこと!
急に痙攣し、意識もなくなってしまうと
急いで救急車を呼びたくなる気持ち
とてもよく分かります。
呼んでしまった口なので^^;
別の部屋への移動も控えましょう。
まず時計を見て、
①けいれんの時間を測定できるようにします。
②子供の衣服をゆるめ、呼吸をしやすくさせましょう。
けいれん中に思わぬ動きがあり
周りの物で怪我をするといけません。
寝ている周りを片付けます。
嘔吐することもあるので、
吐いた物が気道に入らないよう
顔を横向きにし、もしも嘔吐したら
吐いた物が詰まらないよう
ガーゼ等でふき取りましょう。
③体温を測ります。
またけいれんが左右対称か?
嘔吐があったか?
けいれんの時間等をまとめて
メモしておくと後の診察で重宝します。
単純型熱性けいれんの場合は
5分以内でけいれんは落ち着きます。
緊急性のない熱性けいれんは
- けいれん時、38℃以上の高熱がある
- 5分以内にけいれんが落ち着く
- 左右対称にけいれんがある
- けいれん後、意識がちゃんとしている
以上のようで、
その後も落ち着いた様子であれば、
翌日の診療時間に受診すれば大丈夫です。
夜中に熱性けいれんが起きたとき
救急病院に指示を仰ぐか
小児救急電話相談(♯8000)に
電話して相談することが出来ますよ。
病気以外でも心配事はイロイロありますよね。
→子どもがアシナガバチに刺された!慌てずに応急処置するポイント
熱性けいれんで救急車を呼ぶべきとき
単純型熱性けいれんではなく
他の病気を併発している
複雑型熱性けいれんの場合もあります。
以下の症状が見られるときは
救急車を呼びましょう。
- 1歳未満の赤ちゃん
- 5分以上けいれんが続いている
- 左右対称ではない、けいれん
- けいれんを起こしているが、熱はない
- 1日に続けてけいれんを起こした
- チアノーゼ(唇などが紫で呼吸が微弱)を起こしている
- けいれん前後、意識が戻らない、嘔吐や頭痛、麻痺が続く
またけいれん後、いつもの子供と
様子が違うようなら迷わず救急車を
呼んだ方がいいですよ。
熱性けいれんを起こした子は
繰り返す可能性があります。
熱が出た際には早めに対処しましょう!
子供の熱の対処法は?
熱性けいれん体験談
うちの子が4歳のときに
熱性けいれんを起こしました。
その日は夕方から熱を出していたので
夜も一緒に寝ていました。
明け方4時、悲鳴のような
雄たけびをあげたので
急いで様子を見てみると
腕を振り上げたような体勢で
固まり、黒目が上に寄り白目状態。
寝起きの頭に一瞬何が起きているのか
理解できない状態で頭を動かし、
「熱+けいれん+意識障害」から
もしかして熱性けいれんかも
と頭によぎりました。
携帯で時間を確認しながら
ネットで情報をサッと読んでみるも
硬直して動かない子供を見ていると
だんだん怖くなり、
旦那に119番してもらいました。
体温を測り(39.3℃)
大丈夫、大丈夫と呼びかけ、
けいれん時間も4分ほどで
子供はそのまま入眠してしまい
その後救急車が到着しました。
今考えれば救急車を呼ぶ必要は
無かったのです。^^;
しかし救急隊員の方も親切に優しく
一応、救急病院に行きましょうと
進めてくれ、初めて救急車に乗りました。
病院では家族内での熱性けいれん歴を
聞かれましたが、旦那側も私側も誰も
なったことがなく、子供が初めてでした。
遺伝性が強いと聞きますが
そんなこともあるんだな~と驚きましたね。
熱性けいれんで救急車を呼ぶ人は多いです。
まして初めての時は不安も多いことを
救急側も分かってくれているようです。
頻繁にあると、けいれん防止のための
座薬の処方もあります。
熱を上げすぎないことが重要です。
何度も救急車を呼ぶことは避けたいですね。
また救急車に同情するときは
保険証、母子手帳、財布を忘れずに
持って行きましょう!
熱中症も怖かった~・・・
→わが子が室内で熱中症、高熱や嘔吐!私があせらず対処した方法
毎日子育て・仕事・家事・・・
疲れが取れない、肌がボロボロ。
そんなときはミラクルフルーツ
サジーがおすすめです!