”いつもと違うおりもの”の感じがする。
自分では気付いていないけど
お腹の中で新たな命が宿ることで
カラダの変化で妊娠の兆候に気付くかもしれませんよ。
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そもそも”おりもの”って?おりものの大切な役割
おりものは子宮頸官、膣から出る分泌液です。
この分泌液が子宮内で大事な役割を持っています。
①子宮や卵巣を守る
子宮の入り口から雑菌や病原菌が入らないようにする。
②自浄作用
膣内をうるおし細菌が繁殖することを防ぐ役割をしています。
③性行為の潤滑さを促進
④精子の運搬
排卵期に精子を卵子まで移動するサポートをして受精を助ける役目もします。
赤ちゃんを授かるのに重要な役割をもっているのです。
わずらわしいことも多いけど忌み嫌わないでくださいね。
なぜ妊娠すると”おりもの”が変わるのか?
妊娠すると女性ホルモンの分泌が高まります。
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という
2つの女性ホルモンは普段は一定のサイクルで分泌をされます。
しかし妊娠によってプロゲステロンの分泌は続くため
エストロゲンとの作用が相まりホルモン作用がより一層高まります。
例えばつわりなんかもそうです。
その影響でおりものの量や状態が変わるのです。
妊娠初期の”おりもの”の特徴
個人差はありますが、普段のおりものは透明・薄い白・黄色で
粘り気のあるゼリー状であったりします。
しかし妊娠初期でのおりものは、白色・透明のさらさらしたものに
なったと感じた人が多いよう。またクリーム色だったという人も。
そして多くの人がおりものの量が増えたと感じたようです。
でもホルモンの分泌量や体質など人それぞれ。
おりものの変化も人によって違うので
こういう症状ではないから妊娠していないとも断言出来ません。
私自身も1人目と2人目では状態が違いましたね。
1人目のときはおりものシートを何回も変えないといけなかったぐらい
量が多かったのを覚えています。
また、おりものの状態によっては病気の危険もあります。
異常なおりものの特徴を覚えておきましょう。
”おりもの”の異常の見分け方
正常なおりものは無色~クリーム色です。
しかし、白色でもぽろぽろとしたカッテージチーズのよう。
このようなおりものはカンジダ膣炎に感染している恐れがあります。
妊娠中はカンジダ膣炎にかかり易いです。
→【感染症】妊娠中の膣カンジダ症!赤ちゃんへの影響はあるの?
そして、緑色や黄色のおりもの、匂いのきついおりものなど。
感染症の疑いが持たれます。
早急に病院に診察に行きましょう。
また、ピンクや茶色・赤褐色などの色。
おりものに血液が混じっている可能性が疑われます。
不正出血等が考えられますので
安静を保ち、早めに産婦人科に相談しましょう。
”おりもの”とカラダの関係性
個人差はありますが、妊娠初期症状におりものの変化も感じられます。
小さなカラダの変化でも自分の健康状態のバロメーターになります。
また妊娠初期はおりものが増え、膣の自浄作用が弱まります。
いつもより細菌にも感染しやすくなるので
普段のおりものの状態をよく把握し、いつもと違うおりものの状態の時は
早めに主治医や産婦人科医に相談しましょう。
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