妊娠をするということは、
あなたのお腹に守らなくてはいけない「大切な命」が宿るということ。
妊娠超初期段階から始める生活習慣の改善などまとめてみました。
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妊娠超初期とはいつのこと?
妊娠を数えるときは最終月経日を初日として
40週(280日目)が出産予定日となります。
この妊娠1ヶ月目が妊娠超初期といわれます。
不思議ですよね。妊娠していなくても妊娠0週目がスタートします。
余談ですがこの妊娠周期の数え方は日本独自のものなんですよね。
海外の多くは排卵予定日から数え始めます。
また出産予定日が280日目の40週という数え方は統一されているのですが
日本では1ヶ月を28日周期で数え、10ヶ月目に出産予定。
海外ではカレンダー通りに数え9ヶ月目に出産予定なのです。
なので海外での「妊娠○ヶ月目」と
日本での「妊娠○ヶ月目」は若干変わってきます。
話を戻しますね。
着床が起こり妊娠が成立するのが妊娠2~3週目なのです。
このときはまだ生理予定日前なので自分が妊娠しているのかはっきり分かりません。
しかし妊娠によりホルモン分泌量が変わり体の変化が起こります。
これが「妊娠超初期症状」と言われるものです。
そして妊娠判明できる時期になった妊娠2ヶ月ころからを一般的に「妊娠初期」と言います。
このころになれば妊娠検査薬でも妊娠反応を示します。
そしてエコーで胎のうや心拍を確認出来るのもこの頃です。
妊娠超初期に改善したい生活習慣
妊娠を希望していれば
あらかじめ自分の体調や生活習慣を
妊娠出来るよう改善しているかもしれません。
でも、
もしかして妊娠超初期症状における体調の変化から妊娠に気付くことも。
そんなとき、胎児の形成に大事な初期から生活習慣を改善しましょう!
禁煙
多いのが「妊娠をしたらたばこの味が変わった」という意見。
妊娠超初期に知らずにたばこを吸ったものの美味しくなくなったと感じた人も多いのです。
妊婦さんの喫煙は赤ちゃんの発育や出産後にまで影響を与えることが分かっています。
→【妊娠中のタバコ】たばこが胎児に与えるのは悪影響しかないのはなぜ?
これを機会に禁煙に努められることをお願いします。
禁酒
妊娠を機に味覚が変わるのでしょうか、
お酒でも味が変わったと感じる妊婦さんが多いです。
妊娠超初期におけるアルコール摂取による胎児への直接な影響は
過剰摂取でない限りあまり問題はないとされていますが
アルコールにも習慣性があります。
そしてアルコールにも胎児への影響が大きく
奇形や脳への障害が確認されています。
日常的に飲酒をする習慣があるようなら赤ちゃんのためにも禁酒しましょう。
カフェイン
カフェインもアルコール同様に胎盤を通じ胎児に影響します。
胎児でも大人と同じように中枢神経を覚醒・興奮させ
さらに胎児発育遅延のリスクも高くなるのです。
そしてカフェインにはカルシウムの摂取や鉄分の吸収も妨げてしまいます。
妊婦さんにとってはリスクだらけのものなのです。
過剰なカフェインの摂取は止めましょう!
食生活
妊娠超初期症状に普段食べているものと違ったものが
食べたくなるということも。
知らずに体が求めているのかもしれません。
そして妊娠時でなくとも普段から摂って欲しい栄養素が「葉酸」です。
妊娠初期の胎児臓器形成に欠かせない栄養素の一つです。
「量よりも質」の栄養バランスの良い食生活に変えていきましょう。
母体の健康がそのまま赤ちゃんの成長に
妊婦さんの健康状態が
そのまま赤ちゃんに影響することは言うまでもありません。
妊娠超初期の時期は特別胎児に影響を与えることは少ないかもしれません。
しかしこの時期からおなかの赤ちゃんへの悪影響を取り除くこと
を始めましょう!
悪習慣が原因で生まれてくる子の一生を左右する
なんてことは避けたいですよね!