妊娠をするとホルモンの分泌量の違いからさまざまな変化があります。
その中の一つが胸の変化です。
もちろん人によって感じ方や現れ方が違いますが
月経前症候群で体の変化を敏感に察知できる人なんかは
妊娠して現れる体の変化にも気がつきやすかったりしますよ。
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なぜ胸が張ると妊娠兆候なのか?
妊娠をすると女性ホルモンのエストロゲン・プロゲステロンが分泌されます。
このホルモンには乳腺の発達を促す働きがあるため
乳房が大きくなり、張りがでて痛く感じるのです。
生理前でも胸が張るという人も多いようですが
妊娠時はこれよりも痛みが大きかったり、痛む時期がいつもと違っていることが多いです。
さらに胸の張り以外にもこんな胸に変化が現れます!
女性ホルモンによる胸への影響
・乳首が敏感になる
衣類に触れただけで痛くなったり、擦れることが不快なほど痛かったりも。
痛みがひどいときは濡れタオルなどで冷やして痛みを和らげましょう。
・かゆくなる
胸や乳首にかゆみを感じる。
コレは「妊娠性掻痒疹(そうようしん)」というホルモンの影響による症状と考えられます。
主に手足に出ることが多いのですが、赤い湿疹が出てかゆみが続きます。
掻いてもかゆみが治まらないため、保湿をしてかゆみを抑えるか
あまりひどい時には早めに主治医に相談しましょう。
・乳首や乳輪が黒ずむ、大きくなる
女性ホルモンの分泌が急激に増加することでメラニン色素が増えます。
これによりメラニン色素沈着が起こり乳首や乳輪が黒くなります。
またホルモンにより乳房が大きく分乳輪も大きくなってしまいます。
・乳輪にブツブツ
このブツブツはモントゴメリー線とも呼ばれ
乳輪を保護する為の皮脂を分泌する組織(皮脂腺)が
発達して飛び出たものです。
これも女性ホルモンの分泌の増加や
妊娠の脂肪の蓄積でより目立つようになります。
異常ではないので心配はいりません。
妊娠をすると生まれてくる赤ちゃんの為の胸になる
妊娠をすると女性ホルモンの分泌が変わり
胸にさまざまな変化が現れます。
症状も月経前症候群よりも強く出ることが多いです。
これらの症状もこれから生まれてくるであろう赤ちゃんの為に
少しづつ変化しているのですね。
ただこれだけでは妊娠の確定にまではいたりません。ご注意くださいね。
生理が遅れているようなら検査薬で調べてみることをおススメします。
またこちらに
胸の張り以外の妊娠超初期症状の体験談についてもまとめています。
他にも妊娠によって起こる症状がありますよ。