初めての子育てで、分からないことの不安が募るってよくありますよね。
これってウチの子だけ?なんて思うことがあると、なおさらです!
暑くなってきたこの時期、赤ちゃんはすごく汗をかきます。でもこの汗が「頭」にだけびっしょりになっていたら、心配になるママも多いのでは?
管理人の下の子も頭だけシャワーを浴びたかのようにびっしょりで、何かの病気かと不安を感じたことがあります。
今回は赤ちゃんが頭に大量の汗をかく理由とその対策法をご紹介します。
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赤ちゃんが汗っかきなのは汗腺が未熟なため
赤ちゃんの頭の下がグッショリ!何これ?汗?寝汗??
うちの赤ちゃんもよく薄い髪の毛がぴったり頭にくっついて汗だくになっていたものです。
授乳をしていても一生懸命飲んでいる頭がだんだんじっとりと汗ばんできたりもしますよね。でもなぜ赤ちゃんってこんなに汗をかくのでしょう?
それはそもそも赤ちゃんの「汗腺が未熟」「体温調整が未熟」なため。
汗腺というのは皮膚にある汗を作り、汗を分泌する腺です。産まれて間もない赤ちゃんは汗腺の大きさや機能が未熟なので上手に汗をかくことが出来ません。
あれ?!上手に汗をかけないならこの大量の汗はどうして? と疑問ですよね。
赤ちゃんは汗を上手にかけないため体温を下げるのに血流を促し、体内の熱を外に逃がすようにします。特に頭部や体幹部は体温が高く設定されており皮膚血流量も多くなります。血流も増えている頭部では特に多く汗をかいてしまうのです。
赤ちゃんが汗を上手にかけないといってもまったく汗をかかないわけではありません。発汗は体幹部の温度や皮膚温で調整され量もその状況で変わってきます。
汗をたくさんかいたら”脱水症状”に気をつけましょう!母乳をたくさん飲んでくれるなら常に良質な母乳にしてあげたいですね。そのために不可欠な葉酸は摂ってますか?
頭に大量に汗は病気?気をつけたいこと
赤ちゃんが汗でびっしょりになっていたら病気なのか?と心配ですよね。
頭にだけ汗をかくことがあっても赤ちゃんは病気ではありません。
しかし汗を沢山かいている時には熱がないか必ずチェックしましょう。熱を伴ったり嘔吐がある、泣き方がおかしい、手足の震えなど他の異常がないか気をつけてみてあげましょうね。
赤ちゃんが頭にだけ汗をかく理由の多くは、頭皮に血流が集まりやすいことや体質によるものからと見られています。
そう言われてみれば、義理の父は熱いものや辛いものを食べていたときに、頭や額から汗がびっしょり流れ出ていたような・・・だからうちの子も汗っかきなのかも。
しかも友達に聞いても多くの赤ちゃんが、頭びっしょりになるほどの汗っかきなんです。うちの子だけじゃなくちょっとホッとしましたね。
またもうひとつの原因が「衣類の着せ過ぎ」という問題もあります。寒い季節になってくると、自分が寒いからと赤ちゃんにまでついつい着せ過ぎてしまうことがあったりします。赤ちゃんの体温は37℃前後と高めなので、衣類や布団を多めにかけてしまうと暑すぎるので気をつけましょうね。
実は衣類の着せ過ぎが原因?
寝ているときに布団から出てしまう対策法はこちら。
頭に汗をびっしょりかく、ということは深部体温が上昇していることも示します。知らずに熱中症を患わしてしまうこともあるので上手く室温の調整もしてあげてくださいね。
子供は大人に比べて汗をかきやすく、しかも大量だったりもします。頭や背中にだけぐっしょり汗をかくことも自然にあることですが、不安や気になることは早めに小児科に相談・受診をしましょう。
母乳に関してこんな心配はありませんか?
>>>母乳を欲しいだけあげるのはいつまで?飲み過ぎとは?注意すべきこと
赤ちゃんの寝汗対策法
スヤスヤ寝ているのに、頭は水をかぶったかのような状態だったらビックリしますよね。
でも赤ちゃんが寝ているのに寝汗でビッショリになっていたら、パジャマや寝具を変えるべきか?起こしてしまうのも・・・と悩んでしまいますよね。
しかし汗で濡れた衣類や寝具では、体を冷やしてしまう可能性もあるので変えてあげるべきです。寝ている赤ちゃんを起こさないようにする汗対策をしましょう!
頭の汗対策
頭に汗をかくときの対策法として、1番簡単なのは頭の下にタオルを敷いておくことです。しかし知らずにタオルが顔にかかってしまい息が出来なくなるといけないので、大き目のタオルを使いマットレスの下に挟めるよう固定するか、枕を使い同じく固定できるようにしましょう。
そして赤ちゃんが額に汗をかいていたらこまめに清潔なガーゼやタオルで拭いてあげましょうね。汗で冷えるのを防ぎましょう。
背中の汗対策
寝ている赤ちゃんの背中がしっとりと汗ばんでる。でも寝ているときは起こすのも可哀想・・・そんなときとても便利なのが「背中に挟むタイプのガーゼ!」です。
画像:https://www.amazon.co.jp/
とくに寝入りばなは体温が上がりやすく汗をかきやすいのですが、せっかく寝付いたのに汗をかいた時に拭いて起こしてしまうのも嫌、でも汗で冷えてしまうのも嫌、と、ヤキモキしてましたがコレで解決!
赤ちゃんの背中サイズになっているのでこれを赤ちゃんの背中と肌着の間にはさみ込み、寝入って発汗も落ち着いたら汗取りガーゼを抜いてしまうだけ。とても重宝しましたよ。
汗でベタベタだからと起きてから赤ちゃんをシャワーに浴びさせることもありますよね。しかし毎回シャワーを浴びて石鹸で洗うことは、肌の乾燥を悪化させるので止めておきましょう。
汗をそのままではからだを冷やす原因になります。体が冷え、風邪や病気の原因にもなりかねないので、こまめに汗を拭き、こまめに着替えさせてあげることが重要です。
赤ちゃんが寝るときの対策
赤ちゃんは自分で体温調整ができないため、部屋の温度には特に気を付けたいですね。暑い夏ならエアコンを上手に使って、部屋の室温を27~28℃に保つようにしましょう!
赤ちゃんのベッドには、汗をかきやすい部分に汗取りパッドやバスタオルといった、取り替えられる物をあらかじめ敷いておきます。
またバスタオルの上に寝ゴザを敷くことで体と布団の間の空気をうまく循環でき寝汗の蒸れを防いでくれますよ。
うちも大きめのバスタオルをシーツの上に頭の周辺には手ぬぐいや、タオルで毎回取替えられるようにしました。そして上記の汗取りガーゼを背中に!タオル地は汗を吸いやすくとても便利です。
汗をかくとにおいの元にもなります。ちょっと臭いと感じたら対策しましょう。
>>>『酸っぱい?加齢臭?!』赤ちゃんの頭が臭う理由とおすすめ対策法
まとめ
赤ちゃんは「汗腺が未熟」「体温調整が未熟」です。
ですので血流が集まりやすい頭部は汗をかきやすい状態になります。
汗をかいたら、体を冷やさないようしっかり拭いてあげましょうね。風邪をひく原因にもなります。寝汗対策にタオルを敷いたり、汗とりパッドで汗を吸収する工夫をしましょう。
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