”逆子”と診断をされると
このままで大丈夫か?
心配になってしまいますよね。
普通分娩を希望する人なら、なんとか治したいというのが本音でしょう。
そんなときに気になるのが
逆子体操
赤ちゃんの位置を正常に戻してくれる体操です。
でもいつからすればいいのか?
お腹に負担はないか?
気になることはたくさんありますよね。
そんな逆子体操の疑問を解消してみましょう!
[quads id=1]
逆子体操をしてはいけない妊婦さん
逆子体操とは
お腹の中の赤ちゃんの向きを変える
体操になります。
しかし
・切迫早産の症状がある
・お腹が張り気味
上記のような妊婦さんは体操をしてはいけません!
独断ではなく必ず主治医と相談してから行うようにしましょう。
なぜ逆子になるの?どうやって赤ちゃんの向きが変わるの?
逆子になる理由
おもな理由として
・子宮のかたち
・骨盤の大きさ
などと言われます。
しかし、はっきりとした医学的根拠は分かっていません。
逆子についてより詳しくまとめた記事はこちらにも。
赤ちゃんがママのお腹の中の、その位置が居心地がイイのでしょう(*^-^)
中には
出産後に赤ちゃんを取り上げたら、臍帯が腕に巻きついていた
という子宮内で赤ちゃんが回転できない状況にあった
原因もあります。
逆子体操の仕組み
逆子体操はどのような仕組みになっているかというと
①骨盤にすっぽりハマっている赤ちゃんのお尻や足を骨盤からハズしてあげる
②重力を利用し赤ちゃんの一番重たい頭が下向きになるよう回転させる
イメージとしてはこのような感じです。
羊水の中なので、赤ちゃんの下半身が下向きになっている原因を取り除けば自然に向きは変わります。
理屈は分かったからいつからすればいいの?と気になりますよね。
「逆子体操」いつ始める?方法は?コツは?
逆子体操を始める時期
逆子と診断されて30週未満では、赤ちゃんの向きが安定しないこともあります。
赤ちゃんはまだ小さすぎて、また向きが変わってしまう可能性があるからです。
妊娠8ヶ月に入ったなら逆子体操で調整していくことが出来ます。
逆子体操をする時間は夜寝る前が効果的です。
体操で赤ちゃんの向きが変わったところを、就寝と合わせて向きを安定させてあげるためです。
逆子体操の方法
やり方は主に以下の3つです。
妊婦さんの体調や赤ちゃんの位置、状況によって主治医と話し合って決めるといいでしょう。
どの方法にも共通しますが
リラックスして、赤ちゃんとコミュニケーションをとるよう
にもちろん話しかけたりしても!
ゆっくり呼吸をするのを忘れないようにしましょうね。
力を入れては逆効果ですよ!
胸膝位(きょうしつい)
画像http://baby.goo.ne.jp/
うつ伏せで四つん這いになり胸と両肘を床につけます。
お尻を高くつきあげます。
顔の下にまくらなどを置くと楽になりますよ。
この状態で15分ほど姿勢を保ってください。
ゆっくりと横になりそのまま横向きで就寝します。
側臥位(そくがい)
画像http://baby.goo.ne.jp
横向きに寝るだけの方法です。
この方法は
赤ちゃんの背中が上になるよう寝ることが重要
となります。
赤ちゃんの背中がママの右にあれば左半身を下に。
左にあれば右半身を下に横向きに。
そのまま就寝します。
赤ちゃんの向きはエコー検査で主治医に確認しましょうね。
仰臥位(ぎょうがい)
ブリッジ法とも言います。
あお向けに寝て、おしりや腰の下にクッションや枕を置き30センチほどおしりを持ち上げる。
このまま10分ほどキープが目安ですが、この体位は無理をせず出来る時間をしましょう!
まとめ
逆子体操をすれば絶対直ります!
というものではないのです ( ̄□ ̄;)!!
妊婦さんのプレッシャーや不安を解消させる体操のひとつとして取り入れる
のが良いと思います。
逆子と診断されるとドキッとしてしまうかもしれませんね。
でも
赤ちゃんが向きを間違えているだけかもしれないし
もしかしたら動けないのかもしれません。
現在は逆子での出産でも適切な医療施設で出産が出来る時代です。
逆子でも心の不安を取り除き健康な赤ちゃんを産んでくださいね!
ほかにも妊娠中のトラブルをまとめた記事もあります。
良かったら合わせてお読みください!
→肩こりがひどい!!妊娠中でも簡単エクササイズで肩こり解消法