季節の変わりめに
・ちょっと風邪っぽいかな
・なかなか風邪が治りきらない
なんてとき、妊婦さんはうかつに薬も飲めません。
そんなときにおススメなのが効果ある民間療法。
妊婦さんに限らず、家族のみんなに使えるものをご紹介します。
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風邪のタイプと治療方法
妊娠中はうかつに風邪薬は飲めません。
⇒【妊娠中の薬】風邪薬は胎児に影響するのか?市販薬の服用について
薬を使わずに、風邪の症状を良くするのなら東洋医学の考え方がベストでしょう。
東洋医学では風邪は大きく分けると2つのタイプがあります。
タイプが違えば、治療方法も変わるのが東洋医学。
自分の風邪のタイプを知って治療しましょう!
風寒タイプ
■症状
・ゾクゾクと寒気が襲う
・鼻水
・くしゃみが出始める
・体の節々が痛む、肩が凝る
このタイプの風邪には
体をしっかり温めて汗を出すのが効果的です。
体を温め、体を守る免疫細胞を活性化させウイルスを撃退してくれます!
この風寒タイプの風邪におススメの食材が
・生姜
・ネギ
・シナモン
・青じそ
体の芯から温めてくれる食材です。
しっかり食べて、体が温まるようにしましょう。
■おススメ治療法
①生姜・シナモン・ハチミツ入りのホットドリンクを飲む
紅茶を使い、しっかり煮出してジンジャーチャイにするのもおススメです
②生姜のすりおろし・ネギたっぷりのアツアツのお味噌汁を食べる
③足浴・岩盤浴でしっかり汗をかく
足浴は、温めて血行を良くします。そのとき足の裏をマッサージすればむくみにも効果がありますよ♪
④首筋から肩を温める
蒸しタオル(濡らしたタオルをラップで包んでレンジで温めても)を使ったり、カイロを首筋や肩に当ててあげます。
首を温めると体幹を通じ、全身が温まります。
こんな商品も便利ですね。
※汗を出すことを目的にしています。
汗をかいたらしっかり拭いて冷えないようにしてくださいね。
風熱タイプ
■症状
・熱っぽい
・喉が渇く
・喉が腫れて痛い
・咳が出る
寒気がないことが大きな特徴の風邪です。
このタイプの風邪には
喉をうるおし、乾燥を防ぐのが効果的です。
体が熱っぽいと感じるようなら、熱を逃し水分補給になる食材を取るのが治癒への早道です。
この風熱タイプの風邪におススメな食材が
・みかん
・キウイ
・大根
・白菜
・トマト
・きゅうり
といった水分が多くのどを潤し、体の熱をとってくれるフルーツや野菜が効果的☆
■おススメ治療法
①フルーツを摂る
風邪ウイルスに破壊された細胞や粘膜を回復させるにはビタミンCが効果的です。
フルーツを食べることでビタミンも摂りながら、水分補給も出来ます。
ビタミンも豊富なフルーツは、妊婦さんのおやつとしても優れています!
②はちみつ大根
生の大根をはちみつ漬けにします。
大根のエキスがしっかり出たハチミツをお湯で割って飲んだりしましょう。
お好みでレモンを加えてもイイですね。
この”はつみつ大根”には消炎作用・咳やたんに効くという
昔ながらの風邪の特効薬ですよ!
③アロマ蒸気浴
熱湯を入れた洗面器に精油を2~3滴落とし、タオルを頭から被り洗面器に顔を近づけます。
(タオルは蒸気を逃がさないためです)ゆっくり呼吸をし蒸気を吸い込みます。
ティーツリーやラベンダー、ユーカリなどおススメです。
私はミントのアロマオイルで蒸気浴をすると喉の痛みも鼻詰まりも良くなるのでよくしてます。
おまけ
「ホットコーラ」をご存知ですか?
香港・台湾などでは風邪の民間療法として名高い飲み物です。
名前だけ聞くと
「???」ですよね・・・
名前の通りコーラを温めた飲み物です。
しかし、これがなかなかなのですよ!
作り方は簡単。
1・鍋に生姜の薄切り1/2片とコーラ300ccを入れ沸かします。
2・弱火で少し煮詰めます。
3・仕上げにレモンを入れます。(もちろん、ナシでもOK!)
これだけです。簡単でしょ!
初めて飲んだときは衝撃でした。
ですが、飲み慣れると意外や意外また欲しくなるんですよね。
ぜひお試しください!
風邪にはゆっくり休むことが大切ですよ。