寒くなってくると子供が風邪を引かないように気を使うママは多いでしょう。
風邪にならないようにと、もこもこ厚着をさせることは実は逆効果です。
よく幼稚園や保育園等でも、抵抗力をつけるための薄着を推奨します。
薄着にするのはイイけど、ただやみくもにしてもダメ!
きちんとポイントを抑え、子供たちに抵抗力をつけ風邪を引きにくい体質を目指しませんか?
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こんなに嬉しい冬の薄着のメリット
子供には薄着がイイと聞くけど、おばあちゃんがすごく厚着をさせたがる。
そんな板挟みのママさんいらっしゃいませんか?
うちもそうです。
おじいちゃん、おばあちゃんの立場からだと可愛い孫が病気になってしまわないか?
ハラハラするのでしょうね。
たしかに子供が熱を出してしまうと心配です。
関連記事:子供の熱が上がったり下がったり、原因は肺炎?ほかには?
しかし薄着には子供たちにこんな良い効果がありますよ!
1・体温調整機能を向上させる
夏は暑く、冬は寒い。
これが日本の気候です。
しかし冬の寒い時期に厚着し過ぎると、外気温の変化に対応ができなく体温調整をしずらい身体になります。
薄着になり敏感に皮膚で気温を感じることは、体温調整を身体が自然にするためには欠かせません!
つまりは自律神経のバランスをも良くします。
これは厚着だけでなく、暖房の効かせ過ぎでも同じことが言えます。
寒いときに身体を動かし温める
という自然な行為は自律神経の働きを鍛えますからね。
2・風邪を引きにくくする
自律神経がバランスよく働くことは
免疫力を正常に機能させます
免疫機能が正常でないと、風邪ウイルスにも感染しやすくなります。
また、厚着をすると汗をかきやすくもなります。
汗をかいたまま冬の冷たい風にあたっていれば、身体は冷えてしまい自律神経を狂わせ風邪を引きやすくします。
3・動きやすい
厚着と薄着、どっちが動きやすいか?
一目瞭然ですよね^^
薄着であれば動きやすくもなり、自分自身で身体を温めることができます。
子供は大人よりも基礎代謝も高く、体温が高いです。
動きが活発になってくる赤ちゃんの頃からの「洋服の枚数は大人より1枚少なめ」は継続中!
ほかにも寝ていて布団を蹴ってしまう子。
コレも同じことが言えますよ。
間違うと逆効果!冬の薄着の効果的なポイント3つ
冬は薄着がイイ!
というのは分かってもらえたと思います。
しかし闇雲にただ薄着にすれば良いわけではありません!
抵抗力をつけ元気な身体にするための薄着ポイントをまとめてみました。
ポイント①秋口から徐々に慣らす
冬は薄着がいいのね?!
と、さっそく真冬の1番寒い時期から始めるというのはダメ!!
寒くなる前の秋口から徐々に慣らすように始めましょう。
昨日までは肌着に長袖Tシャツ、厚手のセーターに、さらにダウンコート、という子を
翌日、Tシャツとコートだけにしてしまったら体調を崩すのは目に見えますよね。
段々と寒くなるのに合わせ、着る洋服の枚数はあまり変わらないよう慣らしていくことがポイントです。
出来れば6ヶ月頃の小さい頃から、冬の薄着を心がけることをおススメします!
ポイント②重ね着
厚手の服よりも、薄手の服を何枚か着たほうが空気の層ができ温かく感じます。
そして厚手の服では体温の管理や衣類の調節がしにくいです。
自分で判断できるように、また自分で脱ぎ着しやすい服装にすることもポイントです。
また暑くなっても子供が自分自身で調整できる訓練にもなります。
ポイント③首、背中を冷やさない
首周りは血流が滞りやすいです。
逆に言えばココを暖めておくことで、全身に血流が流れやすくなり身体が温まりやすくなります。
さらに身体の暖かい空気を逃がさない効果もあります。
これは大人でも同じ!
薄着でもタートルネックであったりマフラー1つで、大きく違いますよ♪
また背中も冷やすのはよくありません。
背中には内臓への重要なツボがたくさんあるからです。
ツボを冷やすのは内臓にも影響してしまう恐れがあります。
そのためにも首周りは大きく開いていないものを選ぶことがポイントです。
まとめ
子供が薄着でいることは
・体温調整機能を向上させる
・自律神経を整え、風邪を引きにくくさせる
・動きやすいので温まりやすい
というようなメリットがあります。
とはいえ、間違った薄着の仕方にしては逆に体調を崩してしまいます。
薄着にさせるポイントは
・秋口から徐々に慣らす
いきなり薄着にしたらいけません。
・重ね着の仕方を工夫する
薄手の服を何枚か重ね着をして、子供の体温調整能力も鍛えましょう!
・首、背中を冷やさない
首の血流を良くすると、全身の血流も良くなるので身体も温まりやすいです。
また背中には内臓への重要なツボがたくさんあるので冷やすことは厳禁です。
正しい薄着の方法で、子供の免疫力や抵抗力を上げ病気知らずの身体にしてあげたいですね!
子供の病気は心配ですよね。