赤ちゃんだって便秘になれば苦しいんです!
寝つきだって悪くなるし、不機嫌になってします。
赤ちゃんが笑顔になるように
すっきりしたうんちになるように
離乳食をちょっと工夫してみましょう。
便秘解消によく効く
「さつまいも」
今回はさつまいもが便秘解消してくれる理由をご紹介します。
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さつまいもが便秘にイイ理由
離乳食が始まれば赤ちゃんも大人と同じように、食事内容によっては便秘が起こります。
つまり、便秘にならないための食品もバランスよく摂る必要が出てきます。
不溶性食物繊維
さつまいもは便秘改善のための「不溶性食物繊維」が豊富です。
食物繊維は消化されずに腸内までいき、水分を吸収します。
膨れた食物繊維はかさを増やすので、うんちの量が増え腸を刺激し便通を促すのです!
さつまいもを食べると、おならが出やすくなりますよね
(〃ω〃)ポッ
これが食物繊維が腸内で消化分解されている証拠♪
ちょっとぐらいのおなら、便秘に比べたらヘッチャラです。
レジスタントスターチ
さつまいものでんぷんは、レジスタントスターチといいます。
コーンスターチ(とうもろこしでんぷん)のスターチと同じで、「でんぷん」という意味と
レジスタントという「消化されない」という意味をもった「消化されないでんぷん」なのです。
消化されない?というのは
胃から小腸まで消化されず大腸にまで運ばれます。
これにどんな利点があるかというと
大腸に届いたレジスタントスターチは、腸内細菌に発酵されます。
酢酸、コハク酸といった有機酸に変えられますが
この有機酸は
・悪玉菌を活動しにくくさせる
・善玉菌を育てやすくさせる
という便秘解消のための腸内細菌を増やしてくれます!
腸内環境が良くなれば、便通も良くなりますよね。
ヤラピン
さつまいもを切ると白い汁が出たり、包丁に白く切ったあとが残りませんか?
これが「ヤラピン」です。
ヤラピンのスゴイところは
・腸のぜん動運動(うんちを送り出す働きです)を高めてくれる
ところにあります!
これが食物繊維と合わさると相乗効果をうみだし、さらにトイレが近くなります。
しかも熱にも強いので、さつまいもを煮ても焼いても蒸しても効果は得られのはうれしいですよね。
ヤラピンは皮と実の間に1番多く含まれますよ♪
便秘のとき、さつまいもを食べる注意点
さつまいもが便秘にとても良いことが分かっていただけたと思います。
しかし1つだけ注意点を。
不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収する、とお伝えしました。
そのため、うんちがコロコロになりやすいです!
もともと便秘だったことで便秘解消のためにさつまいもを食べたのに
・効かない!
・余計かたくなった!!
というときは、あるものが足りません。
それは「水分」です!
食物繊維が腸内で水分を吸収し過ぎるのを防ぐため、たっぷりの水分を摂りましょう!
赤ちゃんの離乳食で水分調整が難しいようなら、汁物やポタージュにすると
さつまいもの食物繊維と水分が両方とれ、便秘も解消しやすくなります☆
うちの子も、さつまいものピュレは大好きでしたね♪
ある日は牛乳で、またある日はりんごと一緒に煮てミキサーにかけたり。
いろいろバリエーションもききますよ。
または、水溶性食物繊維が含まれた食品を一緒に食べることをおススメします。
まとめ
さつまいもは赤ちゃんも大好きなうえ、便秘解消にも役立ちます。
さつまいもの
・不溶性食物繊維
うんちのかさを増やして、便通を促します。
・レジスタントスターチ
消化されないでんぷんは、大腸まで運ばれ善玉菌を育てやすい腸内環境を作ります。
・ヤラピン
さつまいもの白い汁は、腸のぜん動運動を促進してくれます。
以上のような便秘解消効果を持っています。
しかし、1つだけ注意が。
さつまいもを食べるときは水分を多めに摂りましょう!
多く含まれている不溶性食物繊維は腸で水分を吸収します。
水分が足りないと、さらにうんちが硬くなることもあるので注意が必要です。
もしくは、水溶性食物繊維を一緒に食べましょう。
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