赤ちゃんって可愛いですよね^^
自分の子ならなおさら。
ついついキスしたくなりませんか?
でも赤ちゃんにキスすると
ママやパパの虫歯菌が移ってしまう。
1度は聞いたことありませんか?
これはどういう意味でしょう?
子供が虫歯になりやすくなるか、
なりにくくなるか
実は3歳までに決まってしまうのです!
今回は赤ちゃんと虫歯の関係性をご紹介します。
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歯が生えるまではキスもOK!?
そもそも虫歯ってどうして出来るか、
ご存知ですか?
虫歯ができる理由
歯は硬いエナメル質で覆われています。
しかし口の中に虫歯菌(ミュータンス菌、ソブリヌス菌)がいると
食べカスに棲息し摂取した糖分から
酸をつくります。
歯のエナメル質はこの酸に弱く、
破壊されていきます。
これが虫歯のメカニズムです。
でも生まれたての赤ちゃんには
ミュータンス菌、
ソブリヌス菌はいません!
じゃあどこから?
というと、
そうパパやママなど
すでに虫歯菌を持った人から移るのです。
唾液が虫歯菌を運ぶ
これが赤ちゃんにキスをすると
虫歯菌が移るという所以。
唾液から虫歯菌が移ってしまいます。
キス以外にも
・スプーンや食器の共有
・フーフーと息を吹きかけ冷ます
・噛み砕いてあげる
など唾液を介して虫歯菌が
赤ちゃんに移る行為は厳禁です!
歯がないときは大丈夫
しかし生まれたての赤ちゃんには
歯が生えていませんよね。
歯が生えてくるまでの
およそ6ヶ月ぐらいまではセーフ!!
お口にチュッとしても移りません。
ヽ(o´3`o)ノ
しかし1番気をつけたいのは
生後6ヶ月~3歳の期間
3歳までに虫歯菌の感染を
抑えることで虫歯になりにくい子になります!!
虫歯になりにくくするには3歳までが重要
虫歯菌に感染しやすい時期
子供が虫歯菌に感染しやすい時期は
1歳半~2歳7ヶ月。
ママからの免疫が切れ、
自分で免疫機能を安定させるまでの
この期間はもっとも要注意です。
日本人の約90%の人はミュータンス菌を
持っているといわれています。
もしかしたら、どんなに頑張っても
赤ちゃんへの感染を0に抑えることは
難しいかもしれません。
感染は遅ければ遅いほどイイ!
「じゃあ、どうしたって移るのなら
気にするだけ無駄なの?」
って嘆きたくなりますよね。
そんなことありません!!
3歳までに
虫歯菌の感染が遅ければ遅いほど
虫歯になりにくくなります!
口の中に常駐する菌には限りがあります。
この菌の割合は3歳までに決定し
ほぼ一生変わることはありません!
つまり感染の機会が遅ければ遅いほど
口の中の虫歯菌の割合が減り
虫歯になりにくくなるのです☆
スウェーデンの研究結果によると
2歳までに虫歯菌に感染した子は
2歳までに虫歯菌のなかった子に比べ
4歳の時点での虫歯の数に
約16倍もの差がうまれました!
1度ミュータンス菌が
口に入りこんでしまうと
その後も虫歯になりやすい性質になってしまいます。
虫歯にとって悪環境をつくる
感染を遅らせることも重要ですが
もう一つ大事なことが。
”生活習慣を正す”
子供の口腔内環境は両親のものと
そっくり反映されます。
それは生活習慣がそのまま反映されるからです。
例えば
・歯みがきが雑
・ダラダラ間食をする
・糖分の入った水分(ジュース等)を摂る
といったようなミュータンス菌にとって
好環境をつくる生活習慣をさせているのです。
まず両親が生活習慣を正し
自分の歯のケアと
赤ちゃんの歯のケアをして
ミュータンス菌を感染を防ぎましょう♪
まとめ
生まれたての赤ちゃんには
ミュータンス菌といった
虫歯菌はいません。
ミュータンス菌を持った誰かから
感染し、虫歯の原因を作っているのです。
100%感染を防ぐことは難しいかもしれません。
でも、3歳までの感染を遅くすればするほど
虫歯になる確率も大きく下がります。
そして生活習慣を正し
毎日の歯みがきで歯のケアを
することで虫歯のリスクは
大きく減らすことが出来ますよ♪