寒い冬、みなさん子ども達に
風邪を引いて欲しくないですよね?
それなのにあの子達はどうして
布団をけり寝てしまうのでしょう?
1回ならともかく、夜中何度も蹴っ飛ばし
布団を剥いでしまうと直すこちらも
寝不足になってしまいますね。
うちの子は、もっと小さかったころには
布団を飛び出して「はるかかなた」なんてことも・・・
しかし布団を被っていないと、寒いのでは?
と心配にもなります。
どうして冬の寒い夜でも、布団を蹴ってしまうのか?
原因を探ってみました!
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なぜ布団を蹴る?その理由
もしあなたが寝ているとき
布団がいらないと、思うのはどんな時ですか?
そう!
「暑いから」
ですよね。
子ども達も同じなんですが、子供ならではの理由があります。
それは「成長ホルモンの分泌」
子供の健やかな成長には欠かせないホルモン
なのですが、とくに体の深部体温が低いと多く分泌されます。
人間の体温は夕方がピークに高く、
夜中は身体を休めるために低くなります。
就寝をすると身体から放熱が始まり、体温を下げ始めます。
睡眠時は体の深部体温が1番低くなり、
成長ホルモンの分泌も活発になります。
しかし深部体温を下げるためには、深
部の熱を放出しないといけません。
そのため体の表面から熱が出され、
暑さを感じることになります。
子供はもともと体温も高いので
熱を逃がそうと勝手に体が動いてしまい
寝相が悪くなってしまうのです。
このとき子どもにパジャマや布団を着せ過ぎで
暑いと感じ、布団を蹴ってしまいます。
それだけでなく放熱中に汗をかいてしまい、
そのあと冷えて風邪の原因にも。
鼻水や熱、子どもが病気になるのは心配ですよね。
関連記事⇒子供の熱が上がったり下がったり、原因は肺炎?ほかには?
人間は体温調整をするのには
”手のひら”と”足の裏”を使います。
子ども達も暑いなぁ~、と無意識に足を動かし
布団から出そうと思い布団を蹴って、
全身が出てしまっているのです。
これはお風呂でも同じことが言えます。
手のひら、足の裏が出ているとのぼせにくくなりますよ。
私も寝ているとき「ちょっと暑いなぁ~」
って思うときは、足の裏を出したり片足だけ出したりします。
しかし肩や上半身を出すと寒くなりすぎ、
風邪を引きやすいので足の裏をだすのがちょうど良いのです。
でも子ども達は、軽い調整が出来ず布団全部から出てしまいます。
さらに子どもは大人よりも体温が高く暑がり。
大人と同じ感覚でパジャマを着せていると暑過ぎます。
大人よりも少し薄着ぐらいがちょうどイイですよ!
寝返りをうつには、他にもこんな理由があります。
- 体を動かし、リンパや血液循環を促す
- 筋肉や血管をほぐす
- 深い眠りの「レム睡眠」である
といったさまざまな理由が合い重なっているんですね。
産後の疲れ、肌荒れには体の内側からキレイに♪
子供の寝冷え対策に3つのおススメ
子供が寝相が悪いのは、成長の証!
とまでは言い過ぎかもしれませんが、
普通のこと。仕方が無いのです。
成長ホルモンが分泌しているから、
と思ってもやはり布団を蹴って欲しくはないですよね。
寝冷えして体調を壊してしまうのは嫌ですもんね。
寝冷え対策におススメの方法をご紹介します。
①腹巻を付ける
お腹を冷やすのは万病の元!
これは大人から子供までみんなに言えることでしょう。
最近は子供用の腹巻の種類も増えてきました。
パジャマの上からしっかりお腹を温めてあげましょう♪
②パジャマや毛布の素材が大切
うちの下の子はすごく暑がりです。
赤ちゃんの頃から寝ていて、
汗でぐっしょりになるぐらい。
関連記事⇒【病気?】赤ちゃんの頭だけに大量の汗!!その理由と対策法
そのため汗で寝冷えしてしまうのを防ぐため
パジャマや肌着は通気性の良い素材であることも大事。
少し大きめサイズを使い、下着はズボンに入れて
お腹が出てしまわないようにしましょう。
また子供が寒いのでは?
と、厚手の毛布でも保温性ばかり
重視してしまうと、発汗で蒸れてしまい
暑くなり過ぎて逃げ出してしまいます。
毛布も通気性が良く、洗いやすい
素材のものを選ぶといいですね。
綿のタオルケットもおススメですが
マイクロファイバーの毛布が
冬には重宝しています!
③スリーパーを使う
1番よく使ったのが「スリーパー」
これならいくら寝返りをうっても、
布団から出ることがありません!
洗い替えのしやすい素材にしておくと
とても重宝します。
サイズも赤ちゃんから幼児が使えるものまであり、
袖があるもの無いものなどいろいろ選べますよ♪
お医者さんもおススメする1番の対策法は
「薄着で体を鍛えること」
寒いからといって厚着の習慣にするのは、
体の根本からの改善にはならないそうです。
少しずつ、薄着でも風邪を引かない
丈夫な体にすることが大切なんですね。
妊娠線の跡は残りませんでしたか?
もし残ってしまってもあきらめないで!!
改善する余地はあります☆
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まとめ
子供が寝返りを多くするには
「成長ホルモンの分泌が活発」だから。
体温が上がって暑くなるせいでもあります。
子供が寝相が悪いのは仕方ありません。
無理に矯正する必要もないのです。
どうしても布団を蹴ってしまう子には
- 腹巻を付ける
- パジャマや毛布の素材を変える
- スリーパーを着せる
といった寝冷え対策をしましょう♪
なんと新生児期から保湿をすることで
アトピー疾患になりにくくなるのです!
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