出産の痛みが母性をより育む
という固定観念はまだまだ日本ではより強く位置づけられてますよね。
だから、妊娠・出産というときに
「無痛分娩」を選択するのは、いけない事のようで気が引けてしまう人もいませんか?
管理人は第1子は普通分娩、第2子は無痛分娩で出産しています。
当たり前なんですけど、2人の可愛さに違いを感じません (*^-^*)
今回は、無痛分娩で実際に出産した管理人の体験をお伝えします。
本当に痛くなく、産後の回復も早かったです。
鼻からすいかが出てくる痛みにおびえる方!
高齢出産で体力に自信のない方!
もちろん、それ以外の方でも良かったらご覧ください。
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【無痛分娩】にして大正解!
私の第1子出産のとき、初産にしては安産でした。
しかし安産で短時間といっても陣痛を感じ、子宮口が開くのを待つのは一種の苦行だったことは今でも鮮明に覚えています(´-ω-`;)
そして4キロのビッグベビーに加え、4ヶ所の会陰切開。
産後はクタクタでした。
ですので、第2子目ではちょっと悩んでたのです。
病院では無痛分娩が出来ると分かるやいなや、ネットや周りの情報を集めました。
意外にもそんなに高くないことを知り(私のかかった病院では3万円プラスでした)
旦那を説き伏せ、無痛分娩での出産になりました。
結果、「大正解!!」
出産時まったくの無痛ではなく、陣痛をチクチク感じるのでいきむことも出来ます。
産んだ感覚がない、と言う声も聞きますが、わたしは「出た~」という感覚もありました。
そして、体力も気力もまだまだいける感じと興奮のアドレナリン状態で産後すぐに「出産しました」メールしまくってました。(みなさんはゆっくり休んでくださいねA´ε`;)
その後も産後の回復は順調でした。
退院後の上の子と2人のお世話も体力的な問題は感じませんでしたよ。
無痛分娩の処置(記録)
おおまかですが、私のした無痛分娩時の記録をまとめてみました。
PM10:20 自宅で破水が
すでに就寝していたのですが、急におもらしのような感覚。
トイレで確認し、旦那に「破水っぽい」ことを伝える。
義父母に上の子をまかせ、旦那・入院セットとともに病院へ。
PM11:10 病院到着
少し待ち内診後
「出産は明日になると思うので、このまま入院しましょう」と。
その後、空いてる病室に移り陣痛&子宮口が開くのを待つ。
→そうなんです、出産したことがある方なら分かると思うのですが、無痛分娩といっても最初から麻酔を入れるのではなく、出産できるよう子宮口を開くのを待つ必要があります。
AM2:35 徐々に陣痛がはじまる
少しウトウト出来たと思っていたら、チクチクと陣痛が始まりました。
この時間はまだ大丈夫。
しかしAM5:00を過ぎたころには段々と間隔も短くなり痛みも強くなり、我慢できず旦那にナースコールをお願い。
が、結果まだまだ。
AM8:00 麻酔科医による硬膜外麻酔の処置
「もうダメ~」と云々していると部屋を移動。
そこに麻酔科医の先生が来て硬膜外麻酔をしました。
超無愛想で怖い感じの先生で、ちょっとビビる。
カテーテルを入れたのですが、背中をチクッと少し刺された感だけで終了。
麻酔薬を注入し数十分後。
するとすると!あの激痛が嘘のように引いていくではありませんか!!
でも、軽めの生理痛ぐらいのチクチクをする感覚は残ってます。
はぁ~、と安堵とともに少し睡眠を取りました。
AM10:45 無事次男出産
麻酔処置後とんとん拍子に進み、いざ出産へ。
陣痛の痛みのリズムは感じていたのでいきめました。
私はタイミングがずれまくっているのか、助産師さんがタイミングをとってくれました。
しかし、たった3回のいきみで次男誕生!
出てきたときも、ちゃんと分かりましたよ(´▽`)
まとめ
無痛分娩といっても私のした硬膜外麻酔による処置は痛みを少なくし、コントロールするといった感じでした。
陣痛の痛みは赤ちゃんが誕生するには不可欠なものです。
しかしあまりの痛さに身体も心も疲労困憊になってしまう方も多いです。
無痛分娩ではその痛みによる負担を減らしてくれます。
特に
・痛みに弱い方
・体力に自信のない方
・高齢出産の心配をしている方
など後々の身体とこころの負担を減らしてくれることを考えるとおススメします。
無痛分娩だから決して楽して産むわけではありませんよ!
病院によって無痛分娩といっても方法が違います。
必ず先生とよく相談して決めてくださいね。
今思えば、あのとき朝まで待ったのは麻酔科医の先生待ちだったのかも。
しかし友人は陣痛が早く進みすぎて予定していた麻酔が出来ず。
結局普通分娩での出産となったと聞きました。
間に合って良かったのか(o´ω`o)